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【今夜】百物語2009本スレ【恐怖】

1 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 20:55:23 ID:gEaTYGt40
2ちゃんねる 2009年夏 百物語ルール

百話目終了まで、このスレでの雑談はご遠慮願います。
語り部の受付・雑談は下記の専用スレをご利用下さい。
受付スレhttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1247839800/
雑談スレ

よりオカルティックな雰囲気をお求めの方へ
百物語蝋燭カウンターhttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/19455.zip
製作者:企画スレ>>438さん パス:oka

【全体ルール】
○気分が悪くなったり、変なものが見えた際には後述のお守りなどを利用してください。
○常時age進行です。
○語り部参加してくださる方、大歓迎。まずは後述の【語り部ルール】をご覧下さい。
○怖くてトイレに行けなくなりますので、事前に済ませておいてください。
○万一天候の悪化で雷が鳴り始めた時は、自分のPCを守ることを最優先してください。


312 :ろご ◆hQyGmsb2.c :2009/08/08(土) 00:30:09 ID:h1CVWPfh0
もう12年も前のことでしす。
当時は大学生でした。気がつけばオカルトに浸かり、いくつもの心霊スポットに行き、
ありとあらゆるオカルト因子がありそうな事柄に首を突っ込んでた、一風変わった日々でした。
そんな俺の心霊スポットでの醍醐味は、犯罪だとは分かりつつも、
心霊スポットの遺品を部屋に持ってきては部屋に飾ることや、人が少ないシーズンやマイナーな場所によっては心霊スポットで一泊するなど、あまり類をみない破天荒なものでした。
もちろんこんな日々を送れていたのも、
霊感が皆無だったからだったと思っております。それゆえに未来のない今があるのですが…
それでは本編に

その出来事の日の夜も案の定心霊スポットにいました。

あの日の俺は友人2人と埼玉県のとある廃屋(具体的な場所、地名等はこの場では省略させていただきます。)まで車を走らせていました。
友人2人も霊感があるわけではないのですが、俺よりは気配に敏感そんな奴らでした。
例の廃屋は毎日家で飲んだくれている父が母との口論の末、母を酒瓶で撲殺。
その現場をリアルタイムで見てしまった娘が自分も殺されると思い、父親を包丁で刺殺。結果としてその娘は毎日夢の中で流れる惨殺のパラレルの中で気を狂わせてしまい、精神病院に現幽閉された、そんな噂が広まっていた所でした。

車を走らせること2時間程度、さすがに木造建ての廃屋が半壊している状態には、
霊感がない俺でも少し気負いするような雰囲気を醸し出していました。
とは言っても連れも連れ、その程度では恐れるに足らず、ずかずかと家にあがりこみました。


313 :ろご ◆hQyGmsb2.c :2009/08/08(土) 00:31:50 ID:h1CVWPfh0
2/3
しばらく家の中を3人一緒に探索し、一枚の写真を見つけました。どうやら家族写真のようです。
背景には海と砂浜が広がり、とても美しい写真でした。ですが何か違和感を感じるのです。
誰がどう見ても砂浜に家族を除いて人っこ一人いません。にも拘らず写真には一家3人が写っていました
。仮に親戚がいたとしても、一家水入らずの旅行に1人で参加するとは思えませんし、また、他に連れの人がいたならば、写真にその連れの人が写っていてもおかしくないでしょう。

そして何より、表情がおかしいんです。口元は笑っているのに瞳孔が開き、カメラより遠くを眺めている、そんな感じでした。

俺は良いものを見つけたとすかさずポケットに写真をしまおうとしました。しかし友人2人は、それはやばい。とだけを続けて言います。

しかしお宝を前に諦められるはずもなく、無理を言ってポケットにつめたせいで、その日はそこでしらけてしまい帰宅する事になりました。



その後何事もなかったかのように解散し、自室で戦利品をまじましと見つめます。知らぬが仏、と言った所でしょうか。
その写真の中の人間たちはどの位置からみても俺の真後ろを見ているのです。
写真は写真、目が動くはずもないのですが、ただ自分の後ろを見ているという感覚に間違えはなく、その時初めて友人たちのやばいの意味をしった気がしました。

しかしながら実生活に影響がなく、机の隅で写真は眠っていたのですが、一週間ぶりに見てみると、オーブがいくつか浮き出ていました。
それから毎日写真を確認してみると、増えゆくオーブと共に、少しずつ写真の中の人たちの見ている位置が自分に近づいていました。

314 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 00:32:30 ID:RdxnERd10
うるさいよ君たちぃ♪
ぼくはナポリたんと二人で食うか食われるかの超絶悶絶前代未聞なことを

やっちゃうんだよー!

315 :ろご ◆hQyGmsb2.c :2009/08/08(土) 00:33:12 ID:h1CVWPfh0
3/3
さすがに霊感が皆無とはいえ、物理的にありえない現象に遭遇してしまったのですから、心身共に耐えられるはずもなく、後日の休日を使い近くの寺社に足をは込むことにしました。
しかし寺社に足を踏み入れようとした時には坊さんが待ち構えており、経緯を伝える間もなくただ言いました。
「いったい何をなされた。あなたは背中に何かを憑けているなんてものではないぞ。すでに体に混入している。これ以上この先の地に足を踏み入れないでくれ。」と、門前払いされてしまいました。
そうは言われても自身で解決策を見いだせるわけもなく、何を言ったのかは覚えていませんが、泣きじゃくりながら必至に対処法を聞きました。

成人した大人が泣きじゃくる姿に坊さんもあきれたのか折れたのか、冷淡に口を開きました。
「主の身はすでに死人と共にある。例え神であろうとも、主を生かしたままそやつらを追い払うことは出来ぬだろう。身を喰われるのも時間のうち、対処法はない。恐らく15年もつかもたないかと言ったところだろう。ではもう帰ってくれ。」
坊さんはそのまま背を向けて行きました。


対処法がない事に落胆はし、物事そ考えない状況下に陥りたく、帰りに先頭で湯につかって行きました。

特に理由はありません。湯を出た後銭湯の鏡を見て、背後を確認したのです。

知らぬ間にほくろのようものができていました。それも小さいものがぱっともでも30近く。その場でまたもや泣き崩れてしまいました。写真の人間たちが見ていたのは俺の背中だったと本能的に感じ取ってしまったからです。

そこでプツンと精神の糸は切れました。

途方のない現実から、逃れることの出来ぬ呪縛から、諦めるしかないと悟ったのも同日です。
俺はその日を境に学校を退学。その後は12年間引きこもっていました。もう残りの猶予は3年。せめて最後の苦しみを和らげようと最後にこの場を借りて投稿させてもらった次第です。

ちなみに友人2人は退学当時は元気だったので今も問題ないと思います。

その時の写真は今ではーブだけの絵になってしまっています。
そして今の俺の全身は


数え切れぬほどのほくろのようなもので覆われ真っ黒です。




316 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 00:33:34 ID:CVolT9GVO
またつまんねー話だな

317 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 00:34:45 ID:D4kFmPDF0
33本目の蝋燭が消えました・・・
ろご ◆hQyGmsb2.cさん、ありがとうございました
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間 ◆d71pMvM0kI さん 、第34話をお願いします



318 :◆d71pMvM0kI :2009/08/08(土) 00:35:54 ID:Wy2g95sx0
「玄関から来たものは」
1/2

自分が中学生の時、夜中にPS2のゲームをするのが習慣だった。
ばあちゃんが、私がゲームをしている自室の、廊下を挟んだ向こうの部屋で寝ていた。
部屋の電気をつけたままだと光が漏れてばあちゃんが目を覚ましてしまうし、
それに時々「いい加減にしときなさい」と小言を言われたりもするから、いつも電気は消していた。

その日も夜中、いつも通りに真っ暗な中ゲームしていた。
それで、しばらくやってるとガラガラガラ、と家の玄関の引き戸が開く音と
ポロロロン、と人が通ると鳴る玄関のチャイムの音がはっきりと聞こえた。
こんな時間に変だなと思ってプレイを中断して、
まさか泥棒じゃないのか、でもそんなに堂々と入って来る訳ないし…と、玄関が見える廊下からそっと覗いた。
玄関は何もなかったかのように静まりかえっていて、人が居るような気配はない。
閉まる音はしなかったのに、玄関は開いていない。
二階で寝ている家族が何かしたのなら階段を降りる音で分かる。

部屋の電気をつけ、勇気を出して玄関まで行ってみたけどやっぱり誰も居なかった。
ここまでくるとだんだん怖くなってきて、廊下を走り、慌ててばあちゃんを揺り起こした。

319 :アムロ大尉:2009/08/08(土) 00:37:01 ID:RdxnERd10
僕の愛しのナポリたぁん!
次はどこを食べよっかなぁ?
ここかなぁ?それともここかなぁ?
あぁんナポリたんはどこもおいしいから迷っちゃうよぉ〜

320 :◆d71pMvM0kI :2009/08/08(土) 00:37:26 ID:Wy2g95sx0
2/2
ばあちゃんに「さっき玄関から音が聞こえなかった?」と尋ねたが、
全く聞こえなかったらしく「聞き間違いだろう」と言われてしまった。
でもはっきり聞こえたのに…と首をかしげながら自室のテレビの前に戻って、気が付いた。
テレビから伸びるイヤホンのコード。
音が聞こえた時、確かにイヤホンをしていた。ゲーム中の音にも我が家の玄関音のようなものはない。
よくよく考えてみれば、音は耳元でというか、脳内で直接鳴る感じだったような気もする、おかしな音だった。

私が聞いた音は一体何だったのか。
じいちゃんが死んですぐのお盆だったから、じいちゃんが帰って来たのかな、でその時は考えていたけど
もしかすると、もっと違う何かだったのかもしれない…。

その頃から、家でおかしな事が起こる。
閉めていたはずのトイレのドアが開く音がしたり、その近くにかけていたハンガーが揺れる音もする。
家に誰も居ない時に壁にもたれて携帯をいじっていたらドン!と後ろから壁を殴るような音がして、驚いて飛び上がったり。
幽霊とかそういう姿を見たことはないが、音は聞こえる。
いつか、廊下を曲がった先やドアを開けた目の前に何かいたらどうしよう、と少し怖い。

ところで、さっきチャルメラの音がどこか近くからまたもやはっきり聞こえてきて、すぐ聞こえなくなった。
私の携帯の着信音ではない。
近所をラーメン屋などが通ったことは、この家で生きてきたが一度もない。
停める所もないのだし。
どういうことなんだろう…不思議だ。



321 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 00:37:47 ID:D4kFmPDF0
34本目の蝋燭が消えました・・・
間 ◆d71pMvM0kI さん、ありがとうございました
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杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4wさん 、第35話をお願いします


322 :アムロ大尉:2009/08/08(土) 00:40:55 ID:RdxnERd10
あぁんナポリたんの体じゅうからおいしそうな液がでてきたぁ!
僕もこんなに液でちゃったよぉ!
ん?つけてほしいのぉ?
ナポリたん可愛すぎだよぉぉぉ♪

323 :杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4w :2009/08/08(土) 00:42:00 ID:9Kr5KgiS0
1/2

「誰の手?」

高校入学したその月、母が交通事故で亡くなった
その日は高校で警察の人から交通安全についてお話を聞く日だった
朝、俺は母にいってきますとなぜか言わなかった。
遅刻しそうで急いでたのもあるが、家を出てから少し違和感があった
家を出る瞬間母もそんな慌てて行くもんじゃないと言ったよくある言葉もどこか引っかかった
そして警察が高校に着き、全校生徒が体育館に集まった時、担任が俺を呼んだ
「おじいちゃん来てるから、早く行って。お母さん事故にあったんだって」
普通なら驚く所かも知れないが、最近、俺の乗ってる車が衝突事故があり、全員無傷だった
そのせいか(また事故か。大丈夫かな?骨折とかしてないといいけど)
と、それくらいしか思ってなかった
俺がじいちゃんの車に乗った時、じいちゃんが
「死んだ」
一言、ただそう言った。じいちゃんは前の事故の時も同じことをいっていた
事故=絶対死んでると考えるくらい大げさな人だ
俺はじいちゃんのいつもの大げさだと思っていた。そう思うのが自然なくらいいつも大げさなのだ

病院に着くと姉も兄も、父も様子がおかしかった
この時初めて頭が真っ白になった
誰かが泣いてる訳でもない、ただ父の顔は今までみたことのない顔だった
この日、母は自転車に乗ってるとき、信号を無視した車と事故にあったらしい

病院に着いてもだが俺は泣かなかった
ドラマや小説だと家族が亡くなると泣き叫び崩れ落ちるものだろう
でも実際、体験してみると不思議と涙は出なかった
その日の夜、自分の部屋でおにぎりを食べようとしたら、いきなり涙が止まらなく溢れた
死を認めなくなかった、口をあけようとした瞬間、強張っていた表情を崩した瞬間、何かが切れた
この時、初めて母がこの世にもういないと絶望した時だった

324 :杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4w :2009/08/08(土) 00:45:03 ID:9Kr5KgiS0
2/2
ここまでだとただの家族を亡くした一人の男の話
こんな長いのは母の存在は、知り合いにも家族にも好かれているすばらしい母だったからだ
だから、実話なだけにこの話には納得がいかない部分があった



あんなに優しかった母がいない生活は寂しかった
ある日、姉と買い物から帰って家を開けようとしたら手が横から伸びてきた
姉が開けようとしたのかと思い、後ろを振り返り姉に
「いま開けようとした?鍵まだ開けてないよ」
と言うと姉は
「え?いや・・・開けようとしてないよ?」
と、俺は寒気がしたが姉がすぐに
「もしかしてお母さんじゃない?いつも買い物お母さんだし開けてくれようとしたんだよ」
そう言い、俺もその言葉を聞き(あぁ、いつも傍にいてくれるのかな)と思った
その前の日などトイレに入ろうとしたら黒い影が見えたりと錯覚かも知れないが不思議なことはあった。
俺の家は、俺だけだが以前にも黒い影が見えたという現象があった
心霊写真のようなものも取れたし、その頃はそれが面白い年頃だったので気にしなかった
でも今は母かも知れないと思えるようになったせいか昔のことは忘れていた
逆にいつも見てくれてる、いてくれると思い嬉しかったかもしれない


それから数日後、家の猫が数匹事故死した
数ヵ月後、兄が亡くなった
そしてその年、今は完治したが父が重い病気になった
家族が、その一年で不幸に起きすぎた

今はもう黒い影は見なくなった
よくよく考えると母が亡くなる以前に影だけは見ていたのだ
それが母ということはまずあり得ない
今でも思い出す。あの手は誰の手だったんだろう

325 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 00:45:16 ID:D4kFmPDF0
35本目の蝋燭が消えました・・・
杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4wさん 、ありがとうございました
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のらはり ◆EBtYQnCuYk さん 、第36話をお願いします


326 :のらはり ◆EBtYQnCuYk :2009/08/08(土) 00:47:01 ID:Pp7JCMum0
1/1
『猫』

 私の実家には昔、猫が4匹いました(うち1匹は今年他界)。その猫に
関する不思議体験です。

 6年前の冬の夜に家族で団欒していたら、4匹のうち3匹が部屋の
隅にある座布団の上を見つめていました。座布団の上に餌が
あるわけでも、猫用のおもちゃもあるわけでもなかったです。
「M(猫の名前、仮名)、ご飯だよ」と言っても、頭を撫でても、けして
そこから目を逸らそうとしませんでした。特に威嚇するわけでもなく、
きちんと座りながらひたすら一点を見ていました。一番若い残りの1匹は、
いつものようにみんなに甘えながら、テーブルの上のかぼちゃの煮つけを
ねだっていました。どうも様子がおかしいと思っていたら、突然母親が
「あ、P(仮名)ちゃん!!!」
と言い出し、みんなで「あ・・」と声を洩らしました。



327 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 00:47:41 ID:D4kFmPDF0
36本目の蝋燭が消えました・・・
のらはり ◆EBtYQnCuYk さん、ありがとうございました
                      γ
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シン ◆ooGG0MD9XE さん 、第37話をお願いします


328 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 00:48:06 ID:rahL1cbV0
「子供」

どうしても忘れられない体験です
俺が中学3年の時
当時、学校まで片道1時間あったので、許可を貰って自転車で登校していました
その途中で通る坂道で体験した事です

その坂を通ると、必ずそこで背中にふと気配を感じるのです
なにかが掴んでいるような、しがみついているような

おまけに何故かペダルが重いんです
上り坂だからとかじゃなくて、なんというか、人を1人乗せているような

ある日、俺は同じく自転車登校だった友達と一緒にその坂を通りました
またいつものように重くなる背中

いつもの事なので、かまわずペダルをこいでいると、急に友達が叫びました

「おい止まれ!ちょっと待て!!」

もの凄い声だったので、慌ててとまって「なんだよ!?」と叫びました
自転車を倒れるように降りた友人は、少し追い越して止まった俺を指差して言いました

「子供が、ぐちゃぐちゃの顔の子供が張り付いていた」

背中に、しがみつくように張り付いて、割れたような顔で笑っていたそうです



329 :のらはり ◆EBtYQnCuYk :2009/08/08(土) 00:49:02 ID:Pp7JCMum0
ごめんなさい!2/2です!

 Pは、自分が保育園生の時に、どこではまったのか足をトラバサミに挟まれながら
よたよた歩いているところを保護した猫です。血統書はもちろんありませんが、
どう見ても血統の良いペルシャ猫でした。その後、遠く離れたじいちゃん家にPは
もらわれました。しかし今日の朝に、じいちゃんの懐に抱かれながら
老衰で死にました。じいちゃんからの電話でそれを聞いて、さっきまで
みんなで悲しんでいたのです。

 それで今、部屋の隅の座布団の上を見つめている3匹は全員Pの子どもです。
あとの1匹は動物愛護的な団体からもらってきました。
「最後に、お母さんが会いにきているのかな。」
母親がそう言ったので、座布団の上を見てみるとちょうどあのペルシャ猫特有の
少し偉そうな顔をしながらPがそこに座っているような気がしました。

 その後10分ほどして、フッと座布団の上のPが去ったかのように3匹は座布団から目を離して、
コタツに入ったり、部屋の外に出たがったり、それぞれがいつも通りの行動を
取り出すようになりました。

その後そのようなことは一度もありませんでした。

[完]


330 :アムロ大尉:2009/08/08(土) 00:53:26 ID:RdxnERd10
ナポリとわぁぉぅぃん…もぉうぽくぺろぺろ、じゃなくてでろでろだよぉ!
てんちょぉぉぉぅん♪なぽ、な、な、なぽり、
ナポリたん一つおかいageえええ!
これから一生僕と一緒に…へへへへ・・・

ブライト「アムロ、随分といい夢を見ていたようだな。」
アムロ「え?これ、嘘だろ?ブライトさん裸www
    って、自分も裸www
    え…ていうことは、僕はブライトさんと寝せっくs…」
ブライト「アムロ、よく見るといい男…や ら な い か ?」
アムロ「うわあああああああああああああああああああああああああああ!」

劇場版 機動戦死バンナム
強姦のブライト FIN

331 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 00:53:52 ID:D4kFmPDF0
36本目の蝋燭が消えました・・・
シン ◆ooGG0MD9XE さん さん、ありがとうございました
                      γ
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狐 ◆1XQOeq0s16 さん、第37話をお願いします


332 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 00:56:37 ID:IEwBuG4XO
1/2

これは今年の2月頃の話…

当時ネットで知り合ったAさんと、関西地方の心霊スポットに行く企画を立て、「行くならどこにしようか?」とまだ探してる途中でした。

たまたま近くの廃病院がスポットみたいだとの情報を得て、翌日Aさんが場所の確認の為に視察してくる事になり、「ついでに外観だけでも写メお願い!」とAさんにお願いして、その日は床についた。

翌朝Aさんから「見てきた」と言う件名のメールが届き、行動早すぎだろ…と内心思いながら内容と添付メールを確認した瞬間


急に俺の携帯が圏外になった


家の中なのに何で??と焦りつつ、Aさんへ電話を試みるがやっぱり圏外らしく電話が出来ない。

333 :アムロ大尉:2009/08/08(土) 01:03:58 ID:RdxnERd10
巨大な敵を〜
挿せよ!出せよ!生めよー!

334 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:04:14 ID:8agU9lr60
狐 ◆1XQOeq0s16 さんが不在なので、先送り致します

とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9cさん、38話目をお願いします

335 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 01:05:03 ID:TeHgLowW0
>>330
糞ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww












336 :◆1XQOeq0s16 :2009/08/08(土) 01:06:24 ID:IEwBuG4XO
2/2 (スミマセン、コテ酉忘れてました)

ここからは当時Aさんに話せなかったのですが…
そうこうしていると急に背後に気配を感じ、背中がゾクッとなった。

急に圏外…背後の気配……

さらに慌てて電話を試みるも、まだ圏外。徐々に背後の気配が左側へ移ってくるように感じ「目を合わせたらマズい!」と布団に隠れて携帯を見ると、電波が戻ってる!

しめた!とAさんに電話し、現状を伝えようとしたが、気配の事を口走ったら気付いてる事を教えてしまうとハッと思い、圏外になった事だけをビクビクしながら伝えた。

あそこヤバそうだな〜くらいで話は終わり電話が切れたのだが、ふと気付けば気配も無くなっていた。もしかしたらAさんの所に移動したのかもしれない



結局色々あって、その場所に行くことは無くなったのだが…
皆さん、写真を見るときはお気をつけて……。



337 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 01:06:59 ID:D4kFmPDF0
みんな落ち着いて


338 :とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9c :2009/08/08(土) 01:07:14 ID:sBZbMLN60
第38話【 同衾(どうきん) 】 [ 1/2 ]

出張先のホテルでのこと。
リフォームしたて、が売りなだけあって、すごい綺麗な部屋だった。
仕事の報告書を上げ、翌日に備えてさっさとベッドに入った。
寝心地上等。よしよし。
最近のビジネスホテルは、寝心地にこだわったベッドが多くて助かる。

…ふと、目が覚めた。
どうやら寝ていたようだ。
おかしい。
自分は一度寝たら、朝まで滅多なことでは起きないはずなのに。

つ、と立ち上る匂い。
ポマードのような、「オードムーゲ」のような、
定年間際の親父が好んでつけそうな匂い。
禁煙室だというのに煙草(ヤニ)の臭(にお)いも。

どこから?自分ではない。

枕の匂いをかいで見た。
寝る前には気づかなかったが、少し臭(にお)う。
これか、と思って仰向けに姿勢を直した。寝なおす。
…臭いが強くなった。
ふと、違和感を感じた。
掛けていた布団をすこし、持ち上げた。

339 :とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9c :2009/08/08(土) 01:07:54 ID:sBZbMLN60
[ 2/2 ]

そこに、「何か」があった。
いや、「居た」という方が正しいか。
上半身裸で四つんばいの、白目をむき、舌をだらしなく伸ばしきった、
餓鬼のようなハゲ親父が。

「うお!」
飛び起きた。
心臓が早鐘(はやがね)のように鳴っている。
少し落ち着いてから布団をめくってみた。

…何も、ない。
枕の臭いをかいでみた。
あれほど強く臭ってたはずなのに、何も。

部屋を見回しても、綺麗な部屋のまま。寝る前と変わった様子は、

地酒と、つまみにしていた「塩」がバラけてた。
持ってきた経本(きょうほん)に、何かを包(くる)んだような形の
皺(しわ)が出来、挙句(あげく)、バラバラになっていた。


【了】

340 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:07:59 ID:8agU9lr60
38本目の蝋燭が消えました・・・
とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9cさん、ありがとうございました
                      γ
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メタルスライム ◆LuWpVnhAYsさん、第39話をお願いします

341 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 01:08:33 ID:D4kFmPDF0
38: 狐 ◆1XQOeq0s16 さん
39:メタルスライム ◆LuWpVnhAYsさん
40:キッカ ◆.LlKAkH4Jkさん
41:絞 ◆9k2LofrJ5wさん
42:FiO2 ◆8UDuMt3i76さん
43:猫又 ◆rvncqwux3Eさん
44:石原 ◆dqzTAWg8r6さん
の順番です

342 :◆rsxtntYzLw :2009/08/08(土) 01:08:44 ID:kjikfhFU0
整理します
38話>>332 >>336
39話>>338 >>339

343 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 01:10:36 ID:D4kFmPDF0
メタルスライムさんは
40話です

344 :メタルスライム ◆LuWpVnhAYs :2009/08/08(土) 01:10:42 ID:0OEblW3A0
(夢)

私が以前見た夢の話です。

その夢の中で何者かにずっと追われていました。

どこかの街の路地のようなところを、延々と逃げ続けていました。

足がもつれて倒れ、あわてて振り返った瞬間、ナイフのようなものを胸に突き刺され……

その瞬間、目が覚めました。



これだけだと、良くある悪夢かもしれません。

しかし、私の場合

振り返った瞬間に見えたのは私の姿だったのです。


……私は、自分に殺される夢を見たんです………


夢診断に詳しい方、「自分が自分に殺される夢」って…どうなんでしょうか?


【完】

345 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:11:13 ID:8agU9lr60
39本目の蝋燭が消えました・・・
メタルスライム ◆LuWpVnhAYsさん、ありがとうございました
                      γ
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キッカ ◆.LlKAkH4Jkさん、第40話をお願いします

346 :キッカ ◆.LlKAkH4Jk :2009/08/08(土) 01:11:58 ID:l27SJfGe0
友人(Y君)から聞いた話です。

高校生のとき、興味本位で近所の廃病院に知り合いのS君と2人で肝試しに行くことになった。
時間帯は昼間だったが、やっぱり廃病院はとても怖かったらしい。
そのうち1階のトイレを調べることになったらしく、Y君は怖かったのでトイレの外でS君を待つことにした。
しばらくしてもS君が出てくる気配がないので、Y君は勇気をだしてトイレに入ってみた。
しかし、そこにはS君の姿は無く、どこを探しても見当たらない。
いよいよ怖くなり、トイレの外に出てY君は
「いい加減にしないと帰るぞ!」
と言った。
するとS君が「別に何もなかったな〜」と言って出てきた。
「何で出てこなかったの?」
と聞くと、S君は「そんなにこの中に入ってた?」と逆に聞き返してきた。

その後はいろいろな場所を探索したらしいが、怖くて全部は見回ることができなかったそう。
帰り際にまた1階の別のトイレを調べることになり、またしてもY君は外で待機。
やっぱりS君はしばらくしても出てこない。さっきのも今度も悪戯かなと思って入った。
すると、やっぱり中には誰もいない。探してみたけど見つからない。
いったん外に出て「悪戯はやめろ!」と言うと、S君はトイレから出てきた。
またしても「何で出てこなかったの?」と聞くと今度はS君は怒ってこう答えた。

「お前がドア押さえて、開けてくれなかったじゃん。」




347 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:13:49 ID:8agU9lr60
40本目の蝋燭が消えました・・・
キッカ ◆.LlKAkH4Jkさん、ありがとうございました
                      γ
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石原 ◆dqzTAWg8r6さん、第41話をお願いします

348 :石原 ◆dqzTAWg8r6 :2009/08/08(土) 01:14:16 ID:UKQ8j0bW0
霊を吐く男 1/5


受験に落ちた。三浪だった。
オレは浜辺にいった。泣きながら海を見ていた。
「うわあああーっ!!」
なんで報われないんだ。
また一年間も勉強漬けの毎日が続くのかと思うと、
いても立ってもいられず、オレはそのままの恰好で波打ち際をザブザブ突き進んでいった。
辺りはもうすっかり夜だった。
海の水は真っ黒く染まり、腰までつかっただけで溺れそうな恐怖があった。
でも、その時はもう死んでもいいと思っていた。
オレは波をかき分け、憂さ晴らしに暴れまくった。
「くそー! なんでだ! あんなにがんばったのに!」
海水が、しょっぱかった。
そうして人生オワタ踊りを10分ほど演じたところで、ようやくオレは海の異音に気づいたのだ。
オレが波をバシャバシャやっているのとは別に、
遠くの方で波をバチャバチャと叩く音が鳴っている・・・。
よく見ると、2メートルほど先で、水しぶきがたっているのが見えた。
瞬間、日ごろここを通るたびに目にする「毒エイ注意」と看板が脳裏によぎった。
「うわああ!」
オレは恐怖に身をすくませ、のけぞるようにして逃げた。
でもそれは毒エイが追ってきたからではない。海中からニュッと何かが頭をせり出してきたからだ。
それは・・・オッサンだった。海の中からオッサン。
太り気味のブヨブヨした体に、ハゲ頭の、どこにでもいる中年オヤジ。
それが灯台の微かな光に照らされて、闇の中から浮かびあがった。
「やあ・・・」
オッサンは笑いながら挨拶してきた。
「な、なんでこんな所にオッサンが!?」
しかし、ひとまず人間だったことに安堵し、胸をなでおろしたのと同時、視線が釘づけになった。

349 :石原 ◆dqzTAWg8r6 :2009/08/08(土) 01:15:06 ID:UKQ8j0bW0
霊を吐く男 2/5


オッサンは、その胸に、女の死体を抱きしめていたのだ。
そしてその女の頭は、頭蓋骨が割れ、中から脳みそがはみ出ていた。その断面に、人間の歯型
がついているのを、オレは見逃さなかった。
オッサンもそれに気づくと、ニタァと赤ら顔をつり上げた。
「君も、食べにきたんでしょ? これを」
そう言って、オッサンは、女の頭に齧りつくと、その肉にしゃぶりついた。
オッサンは食いちぎったそれを、口の中でニチャニチャ鳴らしながら言った。
「仲間がいてうれしいよ。お、おいしいよね・・・ふふふ」
「あ・・・あ・・・」
オレは目の前の光景が理解できず、言葉を失ってしまった。恐怖のあまり腰がくだけ、波の水が口の中にはいり、溺れ死にそうだった。
ただ、それでも目の前の不条理を言葉にせずにはいられなかった。
「ニ、ニンゲン・・・喰ってる」
そのまま意識が遠のいていく。その閉ざされていく視界に、さっきまでの笑いを消し、眉をつりあげたオッサンの顔が映った。
オッサンは、白目を向くオレに、激しい怒号が浴びせかけた。
「人間なんかじゃない! 幽霊だ! ピカピカで! 新鮮で! ウマいんだ!」
その異様な絶叫が、山彦のように脳内にコダマしていった・・・。

その後、浜辺に運よく打ち上げられたオレは、なんとか一命を取りとめた。
一度死んだから・・・というと大げさだが、助かった命を心のささえに、見事に志望校にも合格した。
しかし、本当の災難はそれから2年後のことだ。
大学二年生を迎えた夏、再びオッサンがオレの目の前に現れだした。
正確には、ストーカーされるようになったのだ。

正直、再びオッサンの姿を見かけるまで、オレはあの海でのできごとを幻覚だと思っていた。
医者にもそう言われたし、忘れることにしていたのだ。
それが、なぜ今ごろになって・・・。

350 :石原 ◆dqzTAWg8r6 :2009/08/08(土) 01:15:59 ID:UKQ8j0bW0
霊を吐く男 3/5


ストーカー行為は日に日にエスカレートしていった。
初めは、たまたま遠くに見かける程度だったのに、だんだんと距離をつめてきて
窓の外や玄関のドアの前に立たれるようになっていった。
男が男につけ回されるなんて冗談みたいだったが、その時、一人暮らしをしていた身には
笑えないできごとだった。しかも、相手は幽霊を喰うオッサンなのだ。
オッサンはいつも手に何かしらの人間の一部を持っていて、それをトンソクでも
食べるかのように、モシャモシャ頬張っていた。
そしてすべて食べ終えると、指を舐めながら一晩中笑っている。
「ふふふ・・・んふふ」
そんな異様な姿・・・通行人の誰かが変に思うはずだが、他の人はオッサンを見ても
何食わぬ顔で通りすぎていくだけだった。
「もしかして・・・あいつも幽霊なのか?」
そんな風に思えてきた。オレはこいつにとり憑かれたんじゃないかと。
「だったらマズイ・・・。幽霊なら、家の中に入ってこれるんじゃないか・・・」
ある日、とうとう決心して、オレは警察にこのことを相談することにした。
だが、結果的にそれはできなかった。警察署に向かう先で、
後ろからついてきたオッサンが、突如、オレの方に向かって駆けだしてきたのだ。
「待ってくれーい」
「ひぃ!」
オレは必死になって逃げた。振り返ると、後ろから、クチャクチャ誰かの内臓を熱心に
かじりつきながら、全速力で走ってくるオッサンの笑顔が見えた。

351 :石原 ◆dqzTAWg8r6 :2009/08/08(土) 01:17:02 ID:UKQ8j0bW0
霊を吐く男 4/5


オッサンの足は異様に速かった。オレはとうとう捕まってしまった。
「く、くるなァー!」
抵抗するオレの頭めがけて、オッサンはハァハァと息をはずませながら
あんぐりと大きく口を開けた。
「く、喰われるっ!?」
そう思った次の瞬間、オッサンは言った。
「ぷ、プレゼントだよぉ。・・・う、うぷ」
それから嗚咽とともに、バシャッと何かを吐きかけられる。オレは咄嗟に悲鳴をあげた。
「ギャ!?」
それはオッサンの内容物・・・ゲロだった。

オゲェエエエエェ オボェゲエエッ!!

恐怖に身を固めているオレに、オッサンは容赦なくゲロを吐きかけた。

オエ”エ”イ”ボェ ボエエ”エ”エ”ェエ”

そんな胃の底からせり上がってくる音とともに、シャワーのように降りかかって
くるゲロ。
とろろのような粘膜に、オレの全身は埋もれていった。
激しい悪臭が鼻をついて、頭からつま先までゲロまみれになっても
オレはショックのあまりしばらく立ちあがることができなかった。
やっと正気を取り戻した時には、オッサンの姿は消えていた。

352 :石原 ◆dqzTAWg8r6 :2009/08/08(土) 01:17:49 ID:UKQ8j0bW0
霊を吐く男 5/5

オレは、このことを不思議と誰にも打ち明けなかった。
別に何か被害が出たわけでもなく、その後、平穏な生活を手に入れたから
それを壊したくなかったというのもある。
恐怖心は確実に植えつけられたものの、そのおかげで、並大抵のトラブルには
動じなくなった。
今となっては、オッサンに怨みや恐怖はない。
なぜなら、彼はオレに新しいたのしみを感染させてくれたのだから・・・。
毎日毎日、家を出て、街を徘徊し、青白い顔の人間を探す。
幽霊はどこにでもいるものだ。そこらへんに転がっている・・・そして、その味は甘くてしぶく、ウマい。
毎年、夏の風物詩として語られる百物語。それを聞くたびに、オレは言いようのない
空腹感を憶える。

いま、この時も・・・幽霊が喰いたいて喰いたくてたまらない・・・。




353 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:17:53 ID:8agU9lr60
41本目の蝋燭が消えました・・・
石原 ◆dqzTAWg8r6さん、ありがとうございました
                      γ
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絞 ◆9k2LofrJ5wさん、第42話をお願いします

354 :◆9k2LofrJ5w :2009/08/08(土) 01:18:47 ID:XMjPRB+C0
1/3

会社の話。

私の働いている会社は金物の卸をやっているのですが、結構歴史があって創業170年以上。
社屋も歴史があって古いけど、適度に古くガラス張りの大きな窓があって明るく良い雰囲気。
働く社員もやる気に溢れていて、今時珍しいくらい優良企業だと思います。

けど、ただひとつ、入社当時からずっと不思議に思っていた場所があるんです。
社屋の一番端にあるトイレです。

トイレは入口のドアを開けると個室が二つあり、入口からむかって正面は洋式でその右に和式。
和式の向かいには鏡と洗面台があります。
そして、洋式側には大きな窓があり、トイレの中はいつもとても明るいんです。
何故か、洋式の扉は常に閉まっていて、和式の扉は常に開いている仕様になっていました。
問題は和式のトイレです。

丁度、用を足し終わって立ち上がると目線の高さに取っ手のついた小窓があるんです。
それは、B5サイズくらいの白い木でできており、タイルの壁からは完全に浮いていました。
誰に聞いても、なぜあるのかは分からないんです。
立ち上がってスカートを上げる僅かな時間だけいつも疑問に思い、結局忘れてしまう、それはそんな些細な存在でした。
それが恐怖の対象に変わったのは、今みたいに少しじめじめした夏だったと思います。

355 :◆9k2LofrJ5w :2009/08/08(土) 01:20:00 ID:XMjPRB+C0

2/3

その日和式のトイレに入り、用を足し終わって立ち上がった私は、いつものように小窓を見ながらストッキングを上げていました。
なんでそう思ったのか、今はもう思い出せませんが、「そういえばまだ開けたことなかったな」と不意に思ったんです。
真昼間ですし、その日の天気は晴れ、少しもこわいなんて思いませんでした。
私は軽い気持ちで、取っ手を引きました。

そこには、壁があるだけでなにもありませんでした。
なんだ、なにもないじゃないか、と私は特に落胆もせず「やっぱりな」と思い、白い小窓を閉めて洗面台のところに行きました。
石鹸で手を洗いながら、ふと鏡を見ました。

小窓が少し開いていました。

「あれ、きちんと閉めなかったのかな」と思いながらも、気にせず視線を落とし水で泡を落としました。
ハンカチで手を拭きながら、もう一度鏡を見ました。

小窓が大きく開いていました。

壁があったはずの場所には、小窓の中いっぱいの大きな人間の口がありました。
すごい速さで滅茶苦茶に唇をゆがめて、歯茎が見えるくらい激しく何か叫んでいるように見えました。
歯には血がついているように見えました。
こわかったのは、それほど激しく動いているのにもかかわらず何も音が聞こえなかったことです。

356 :◆9k2LofrJ5w :2009/08/08(土) 01:21:01 ID:XMjPRB+C0

3/3

私は声もあげずに、トイレを飛び出しました。
振り返るなんて、とてもじゃないけどできませんでした。

その後、誰に話しても信じてもらえなかったので、今ではもう夢か何かかと思うことにしています。
それでも時々、あの口は何か言いたいことがあったのだろうか、と考えることがあります。
たとえ、声が聞こえたとしても私には伝わらなかったとは思いますが。

だってあの口、刃物か何かで舌を切り取られているようだったので。
会社が金物屋(当然刃物も取り扱ってます)だということと何か関係があるのでしょうか。
今も何もわからないままです。


【完】

357 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:21:06 ID:8agU9lr60
42本目の蝋燭が消えました・・・
絞 ◆9k2LofrJ5wさん、ありがとうございました
                      γ
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FiO2 ◆8UDuMt3i76さん、第43話をお願いします

358 :FiO2 ◆8UDuMt3i76 :2009/08/08(土) 01:22:02 ID:gJA2Y+Lq0
(1/3)
某病院で看護師をしています。
どこの病棟もそうだと思うのですが、足元がフラフラして危なそうな人には
「離床センサー」というものを使用することがあります。
勝手に一人で動いて転んだり、事故があったりするといけないので、
ベッドから動いたらわかるようになっているんです。
その離床センサーにもいろいろあって、私の病棟でよく使われるのは
足マットのような形で床に敷くタイプのものです。
これは踏むとナースコールが鳴る仕組みになっているため、
ベッドの近くに敷いておき、患者さんがベッドを降りて足を付いたらすぐわかるようになっているわけです。

その日、私は夜勤でした。
患者のAさんは離院の危険や転倒の危険があるため、前述の離床センサーをしていたんです。
つまり、Aさんがベッドから動いたらすぐにわかる状態にしていました。
消灯後は2時間置きに患者さんのところに巡回に行きます。
私の病院では21時消灯、6時起床のため、23時、1時、3時、5時が巡回の時間。
懐中電灯を持って、そっと病棟の患者さんの様子を見に行きます。
要は寝てるかどうか(もっと言うと「生きてるかどうか」)確認に行くんです。
夜中に急変することもあるし、いつの間にか亡くなっていた…なんてこともあり得るので。


359 :FiO2 ◆8UDuMt3i76 :2009/08/08(土) 01:23:03 ID:gJA2Y+Lq0
(2/3)

23時はまだ起きている患者さんもちらほら。一通り巡回が終わってナースステーションに戻り、
雑務をしているとAさんからコールが。
・・・離床センサーが鳴ってるのか、トイレかな、それとも喉が渇いたとかかな、と部屋に行くと、
Aさんはベッドで寝ているんです。
あれ、コール鳴ったよね?と思いながら、まぁ寝てるしいいか。と部屋を後にしました。
1時になり、巡回へ・・・と思ったところでまたAさんからコールが。
今度こそトイレだろうと思い部屋に行くと、Aさん、また寝てるんです。いびきをかいて。
センサーの調子が悪いのかな?と試しに踏んでみましたが、ちゃんと反応。
今までも、時々接触不良でコールが鳴ることがあったので気にしませんでした。
3時の巡回時は私は休憩中だったので、ほかの看護師が見回ってくれました。
やはりAさんの部屋からコールが鳴ったそうです。
勿論といいますか、Aさんはベッドに横になって寝ていたそうです。
5時の巡回時にも同様にセンサーが鳴りましたが、Aさんが動いた気配はなし。
すでに私は「調子がよくないみたいだから日勤で修理に出してもらうようにしよう」くらいにしか考えていませんでした。
そして、夜間どのくらいAさんのセンサーが誤作動したか確認するために、Aさんの部屋のコール履歴を見ました。
すると、



360 :FiO2 ◆8UDuMt3i76 :2009/08/08(土) 01:25:06 ID:gJA2Y+Lq0
(3/3)

23:23
01:01
01:01
03:03
05:05
07:07


6時過ぎに起床したAさんに、夜よく眠れました?と尋ねると、
「だいたい2時間置きにトイレ行ってたからあんまり寝れんかったねー」

【完】

361 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:25:49 ID:8agU9lr60
43本目の蝋燭が消えました・・・
FiO2 ◆8UDuMt3i76さん、ありがとうございました
                      γ
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猫又 ◆rvncqwux3Eさん、第44話をお願いします

362 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 01:26:07 ID:0bw1FWCe0
○●○創作文芸板競作祭・夏祭り2009○●○

「おい、そこの君、小説で喧嘩しないか?」
夏に関する作品を書く競作祭です。
テーマ……夏
会 場……「アリの穴」 http://ana.vis.ne.jp/ali/index.html
枚 数……3枚〜32枚(アリの穴表示換算)
日 程……投稿期間  8/16 (日) 0時 〜8/19(水) 23:59:59 まで
       感想期間  1作目投稿 〜8/23(日)21:59:59 まで
・作者さんは感想期間中、自作の感想欄に他者の作品の中からベストスリーを選んで投票してください。
 読者賞とは別に作者賞を選出します。(1位:3点、2位:2点、3位:1点)
・記名投稿・枚数超過は参考作とします。
・一人一作限定
・得点はアリの穴に表示される得点を採用します。

◎備 考
・内容説明欄に「創作文芸板夏祭り2009」と入れて下さい。
・作者さんは他作品へできるだけ感想をお願いします。みんなで祭を盛り上げましょう。
・優勝しても何ももらえません。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1249563003/

祭りの歴史
http://soubun.s370.xrea.com/


数十人規模の祭りが開催されます。
ここに晒したのでいいから、こっちにも参加してくれ。
優勝できるかもしれないぞ。

363 :猫又 ◆rvncqwux3E :2009/08/08(土) 01:27:02 ID:6xpBtwaB0
(1/2)
這い出てきたモノ

中学2年の冬の体験です。
自室で寝ていて、夜中にふと寒さで目が覚めました。
見ると、布団が腹のあたりまでずり下げられていました。
肩まで引っ張り上げようとしましたが、なぜか手がまったく動きません。
なにが起こったか解らず、隣の部屋で寝ている兄に聴こえるように
声を出そうとしましたが、ヒィ〜とかすれた声が出るだけでした。

突然、勉強机の上のシャーペンがコロコロ・・っと転がり、パタンッと
床に落ちたのが、音で解りました。
とたんに、キーン!という耳鳴りがして、全身が硬直したように固まって
しまいました。
動かせるのは目だけなので、必死に暗闇で目を凝らしていると、目の端に
映るベットと床の隙間からズルズルズル・・っと大きな真黒いモノが這い
出して、腹の上に覆いいかぶさってきたのです。

364 :猫又 ◆rvncqwux3E :2009/08/08(土) 01:29:03 ID:6xpBtwaB0
(2/2)
それはモヤモヤした真黒い煙のようで、顔も体もないのですが、布団の上
から人に乗られたような、ズッシリとした重みを感じました。
黒いモノは私の肩口をめざして、左右にウネウネとうごめきながら上って
こようとしているようでした。
私の顔に近づくにつれ、

はぁ・・、はぁ・・、はぁ〜・・・

という、どう考えても男性の息遣いが、生々しく耳元に迫って来ます。
あまりの気持ち悪さに気を失いそうになりながら、祖母がいつも
私が具合が悪い時に唱えてくれるお経を思い出し、心の中で必死に
唱え続けました。

どのくらいの時間唱えていたか解りませんが、フッと空気が軽くなった
感じがして、同時に体の自由も戻りました。
その日は、もう怖くて一睡もでき
それ以前も以降も、このようなことは一切ありませんでした。
いったい、あの真黒いモノはなんだったのでしょうか。

−完−

365 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:29:10 ID:8agU9lr60
44本目の蝋燭が消えました・・・
猫又 ◆rvncqwux3Eさん、ありがとうございました
                      γ
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隊長 ◆RxgHtAIchoさん、第45話をお願いします

366 :隊長 ◆RxgHtAIcho :2009/08/08(土) 01:38:22 ID:j8jkqBMVO
心霊スポット好きな人ならば、聞いた事があるかもしれませんが
熊本から阿蘇に向かう途中に、通称「赤橋」と呼ばれている自殺の名所の橋があります。

2ちゃんねるの定期オフにて、その「赤橋」に行った時の話しです。

橋下が、霊体がうごめいていてかなりやばいとの噂を聞き付け
何度となく「赤橋」の下へたどり着くためのルートを探し求めていました。

しかし、結局「赤橋」の下へ繋がる道は見つかりませんでした。

しばらくして、ある心霊スポットオフの時に、「赤橋」に再度行くことになりました。
懐中電灯の明かりだけが頼りの中、アバット部分より下に降りる部分を見つけました。

暗闇の中、何段か階下へ降りると、体感気温が急に下がった。

「これ以上は来るな」という霊の波動を感じた。

なぜそこに存在するのか理解出来ない赤いベンチが印象的でした。
写真を数枚撮り、逃げるようにその場を後にしました
写真には、夥しい数の霊体が写り込んでいました。

後日、別の心霊スポット検証オフで、「赤橋」上流の河原へ行きました。
祠がありました。
数人でその「河原」へて降り立ちました。その中には霊媒師のT氏もいました。
帰りにT氏が、
「今までで一番やばい。
静かに佇んでた自殺者の霊が怒りの表情で一斉にこっちを見てた」
と言っていました。

有名な心霊スポットよりも、危険な、知られていない霊の安静の場が存在しているのです。

(完)

367 :トンプウ ◆TIBJ0NRgIo :2009/08/08(土) 01:39:12 ID:8W1zxCgz0
では・・・隊長の代わりにピンチでやってきました。

<友人のTの話>1/2

Tはいわゆる霊媒体質らしい。
人が良くおっとりとした性質の彼女は悪霊にとってはオイシイ存在なのだろう。

過去に静岡に住む霊媒師が東京に来た際に霊視してもらったこともあり、
そのときは餓鬼の霊がついており、
祓わなければ一家離散が免れないといわれた。

彼女は意を決して浄霊をしてもらった。
そのとき一緒にいたもう一人の友人Kは御祓いをしている間
彼女の手の甲に赤いどくろが浮かんでいたと興奮しながら話してくれた。
そのときの彼女の苦しみようは半端ではなく
普段はおとなしくむしろまったりしすぎていて「霊」とかいう言葉とは対極にあるような冷静な彼女が

狂ったようにじたばたともがき苦しみ、自分の喉の辺りを両手で掴んで地面から湧き上がるような声で呻き苦しがってたらしい。

霊を祓ってもらったもののすっきりしたのはそのときだけで、帰宅したとたん肩の辺りがズッシリと重たくなったと
後日話してくれた。



368 :トンプウ ◆TIBJ0NRgIo :2009/08/08(土) 01:39:53 ID:8W1zxCgz0
あ、隊長ごめんなさい。


369 :隊長 ◆RxgHtAIcho :2009/08/08(土) 01:42:08 ID:j8jkqBMVO
若かりしの時の話しです
毎年夏になると、家族旅行に出掛けていました

そんなある夏の海の側の温泉旅館での話しです

ベットに寝ていると、足元を幼稚園児達が手を繋ぎながら、三途の川を渡っていました

あぁ、幼子達の霊道なんだなと、呑気に眺めながら寝ていたのですが
すると、足元の壁から頭の方の壁へ、黒い影が自分の体を飛び越えていきだしました

そのうちの一人?と目が合ってしまったのですが
その黒い影が、自分の足を引っ張りあげながら連れて行こうとしました
布団は被っているのですが、霊体?だけが引っ張られて1m程浮いた状態になりました
そんな時、家族がトイレに起きる姿が見えましたので、一生懸命に助けを呼びました

異常に気付いたのか、親父が「なんばうなされとっとや!」と起こしに来ました
霊体も自分の肉体に戻り、事無きを得ました
風の噂では、今あのホテルは廃墟として心霊スポットになっているらしいです
(完)

370 :トンプウ ◆TIBJ0NRgIo :2009/08/08(土) 01:43:45 ID:8W1zxCgz0
ごめんなさい。やり始めちゃったので続きです。
2/2

どうやら憑いているのは彼女にではなくその狛江にあるアパートの部屋らしいということだった。
その部屋、10畳のリビングがある1DKで、当時バブル期だったため都内の家賃がかなり高騰していた
というわりには65,000円という破格の家賃だったと思う。
一人暮らし自体未経験だった私は彼女がうらやましくて仕方なかった。

ある晩彼女が眠っているとき寝苦しかったので寝返りをうつと、
彼女の隣に目を見開いた中年の男性が彼女と同じ姿勢で寝そべっていたという。

目が合ったとたん身動きができなくなり、
次の瞬間金縛り?らしきものが解け、激しい尿意を催したためトイレに駆け込もうとした。
トイレの扉を開けた瞬間目に入ってきたのは・・・

ズボンを下ろし便器に腰掛けこちらを見上げるさきほどの中年男性だったという。---完---



371 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 01:43:59 ID:8agU9lr60
45,46本目の蝋燭が消えました・・・
隊長 ◆RxgHtAIchoさん、ありがとうございました
トンプウ ◆TIBJ0NRgIoさん、ありがとうございました
                      γ
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狐 ◆1XQOeq0s16さん、第47話をお願いします

372 :隊長 ◆RxgHtAIcho :2009/08/08(土) 01:44:41 ID:j8jkqBMVO
>>368
いえいえ
こちらこそ気付くのが遅れまして

373 :◆1XQOeq0s16 :2009/08/08(土) 01:48:52 ID:IEwBuG4XO
スミマセン、順番の関係で再投下です><

1/2 「廃病院の…」

これは今年の2月頃の話

当時ネットで知り合ったAさんと、関西地方の心霊スポットに行く企画を立て、「行くならどこにしようか?」とまだ探してる途中でした。

たまたま近くの廃病院がスポットみたいだとの情報を得て、翌日Aさんが場所の確認の為に視察してくる事になり、「ついでに外観だけでも写メお願い!」とAさんにお願いして、その日は床についた。

翌朝Aさんから「見てきた」と言う件名のメールが届き、行動早すぎだろ…と内心思いながら内容と添付メールを確認した瞬間


急に俺の携帯が圏外になった



家の中なのに何で??と焦りつつ、Aさんへ電話を試みるがやっぱり圏外らしく電話が出来ない。

374 :◆1XQOeq0s16 :2009/08/08(土) 01:50:12 ID:IEwBuG4XO
2/2

ここからは当時Aさんに話せなかったのですが…

そうこうしていると急に背後に気配を感じ、背中がゾクッとなった。

急に圏外…背後の気配……

さらに慌てて電話を試みるも、まだ圏外。徐々に背後の気配が左側へ移ってくるように感じ「目を合わせたらマズい!」と布団に隠れて携帯を見ると、電波が戻ってる!
しめた!とAさんに電話し、現状を伝えようとしたが、気配の事を口走ったら気付いてる事を教えてしまうとハッと思い、圏外になった事だけをビクビクしながら伝えた。

あそこヤバそうだな〜くらいで話は終わり電話が切れたのだが、ふと気付けば気配も無くなっていた。もしかしたらAさんの所に移動したのかもしれない

結局色々あって、その場所に行くことは無くなったのだが…
皆さん、写真を見るときはお気をつけて。




375 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 01:50:38 ID:D4kFmPDF0
47本目の蝋燭が消えました・・・
狐 ◆1XQOeq0s16さん、ありがとうございました
                      γ
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ろうとん ◆g3mtRmfQF86pさん 、第48話をお願いします

376 :ろうとん ◆g3mtRmfQF86p :2009/08/08(土) 01:51:32 ID:e6qWRqVn0
「真昼の魔?」1/2
去年秋口の休日の昼下がり。だいぶ涼しくなってたので
エアコンをつけずに窓を開けて、ウトウトしてた。
突然男の人の怒鳴り声のようなのがすぐ近くで聞こえて、ハッと目が覚めた。
と同時に、隣の家の2歳くらいの男の子がギャン泣きし始めた。
本当に火が点いた様な泣き方。怪我でもしたのか?というくらい。

うちはマンションで2軒ずつのベランダが繋がってて、隣んちのベランダでの話し声は
自分ちのベランダで話してるのと同じような感じで聞こえる。
その時の男の大声も、隣の男の子の泣き声も、
うちか隣のベランダか、ベランダへの戸口くらいから聞こえる程度の大きさ、距離感(?)だった。

377 :ろうとん ◆g3mtRmfQF86p :2009/08/08(土) 01:52:54 ID:e6qWRqVn0
2/2
そして部屋の奥からベランダへ向かう感じで、母親の「どうしたのー??」という声が聞こえ、
男の子は部屋の奥へ入っていったみたいだが、ギャン泣きの勢いは収まることなく
部屋の中からも、小さくなったギャン泣き声がしばらく聞こえてた。
男の声は一度っきり。何と言ったかもわからない。ただ、なんか大声。
父親の声でもない(結構付き合いがあるので知っている)。

それだけなんだけど、ゾゾゾっと鳥肌が立つくらいの寒気がした。
真昼に魔が通ったんだろうか?その声を聞いた?男の子は何かの姿を見た? 完

378 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 01:53:01 ID:D4kFmPDF0
48本目の蝋燭が消えました・・・
ろうとん ◆g3mtRmfQF86pさん、ありがとうございました
                      γ
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シン ◆ooGG0MD9XEさん、第49話をお願いします


379 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 01:53:50 ID:rahL1cbV0
「呼ぶ声」

2/1

最近なのですが、俺の母親は入院していました
命にかかわる病気ではないのですが、一応手術後2週間入院

手術当日の日は、俺は仕事で行けず
また母親も「そんな対した手術じゃないんだから!仕事をサボるな」
と俺が来るのを拒否

仕方なく仕事を終えて、午後からの予定の母の手術の様子を
父に電話をかけて聞きました
「大丈夫だ、無事に終わったけど、癒着が酷くて手術時間が倍になった」
とのこと
慌てて病院に行こうとしたけど、まだ麻酔から覚めてすぐで
しかも病院は自宅から2時間の場所
次の日の土曜日、改めて来いと言われ、その日は仕事の疲れもあり、
手術は一応成功という事で安心して寝ました


380 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 01:55:27 ID:rahL1cbV0
2/2

ふと眼が覚めたのは、夜中の3時頃だったでしょうか
俺は気管支喘息を持っているんですが、何だか息苦しくて眼が覚めたようでした
常備している薬を飲むと、すぐに楽になってきて、また寝ようと布団に入った時だった

ドンドン! ドンドン!

俺の部屋の、外に続く吹き抜けの窓を叩く奴が居ました
同時に聞こえてきたのは俺の名前を呼ぶ声だった
その呼ぶ声には嫌と言うほど覚えがありました
その日、手術して入院しているはずの母親です

「○○(俺の名前)〜!開けてよ○○〜!!」

ドンドンと叩く音は激しくて、何度も外から俺を呼んでいたのですが
俺は凄く眠く、しかも俺の部屋の窓の鍵は開けっ放しです
それを知っているはずだから、と、何故か疑問も持たずにそのまま寝ました

おかしいと思ったのは、次の日の朝でした
手術した日に帰ってくるわけが無いし、何より母親本人なら
玄関が開いているのだから、普通に入ってこれるのです

電話で確認してみたら、少し元気になった母親が
「帰ってきたか?んなわけないでしょ。吐き気と痛みで大変だったのよ」
と笑っていました

ではあの日、俺の部屋の窓を開けてくれと要求したのは、誰だったのでしょうか
そしてもし開けていたら、どうなっていたのでしょうか



381 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 01:56:52 ID:SyEgmG4aO
なんかつまらない

382 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 01:58:25 ID:D4kFmPDF0
49本目の蝋燭が消えました・・・
シン ◆ooGG0MD9XEさん、ありがとうございました
                      γ
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モンガラカワハギ ◆5qk.WP.sF2さん、第50話をお願いします

383 :モンガラカワハギ ◆5qk.WP.sF2 :2009/08/08(土) 01:59:52 ID:ltihJQa/O
「屋根の影」
1/2

小学校の時に担任の先生が話してくれた体験談+α。

ある日台風の影響で天気が荒れ、帰りは保護者が迎えに来ることになった。
迎えが来るまでの暇潰しに先生が怖い話をしてくれた。


先生がまだ若かったころ、一人の女子児童を家まで送ることがあった。
送る途中、女の子がふと上の方を見上げて立ち止まる。
とある家の屋根を見上げているのでどうしたのかと聞くと、「あそこのお家、誰かが死ぬよ」と呟いたらしい。
何故そんなことを言うの、と咎めると彼女は「屋根に影がいるから」と答えた。

先生が彼女の目線をたどると、先生にも屋根にいる黒い影が見えた。
驚いて先生があっと声を出すと同時に影は猿のように屋根伝いに消えていってしまった。

女の子は「見えた?やっぱり居たでしょう?」と先生に問いかけ確認してきた。
あれは何かと聞くと、「死に神かなぁ。数日中にあのお家の誰かが死んじゃうのよ」と答えた。
2日後、その家のおじいさんが亡くなった。

384 :モンガラカワハギ ◆5qk.WP.sF2 :2009/08/08(土) 02:02:38 ID:ltihJQa/O
2/2

先生はその後も数回影を見たらしく、先生の父親が死ぬ時にも自宅の屋根にいる影を見たらしい。
先生はまた思わず声を出してしまい、影もまたどこかへ行った。
父親は翌日亡くなった。
先生が言うには、その時は確かに影だけのそれと目があったと感じたそうだ。

先生は
「いつかまたあの影を見るかもしれない。次は私の番かもしれない。あなた達がもし屋根の上に影を見ても、目を合わせてはいけない…」
と締めくくった。


その瞬間、ドーンと轟音がして学校全体が停電した。
学校に落雷が直撃したのだ。
あまりのタイミングの良さに皆叫びだし大騒ぎになった。
停電が直るとパニックも収まり、保護者も来だして皆無事に帰宅した。

だが落雷の騒ぎで何故いけないのか等、それ以上のことは聞けなかった。


今でも話している間どんどん暗くなっていった空と遠雷、先生の真剣な顔と雷直撃時の衝撃は忘れられない。

385 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:03:48 ID:D4kFmPDF0
50本目の蝋燭が消えました・・・
モンガラカワハギ ◆5qk.WP.sF2さん、ありがとうございました
                      γ
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ありんこ ◆V.hpOK0G6M さん、第51話をお願いします


386 :ありんこ ◆V.hpOK0G6M :2009/08/08(土) 02:04:50 ID:5jQ+dwyf0
「流星群がやってきた夜」 1/2

 小学生の夏休みだった。
 テレビを見てたら「今日の夜中から明け方にかけて流星群がやって来る」ってニュース
が流れた。

 やっぱり当時はお子様だったもんで、たとえ夜更かししても22時ぐらいが関の山だっ
た。日付が変わる瞬間まで起きてるなんて絶対無理。
 でも、たくさんの流れ星が見られるって言うし、理科の自由研究にもなりそうだしで、
生まれて初めての本格的な夜更かしに挑戦してみよう! と思い立った。

 で、ちゃっちい双眼鏡とか、流れ星の数を記録するためのノートとかを準備して、母親
に頼んでブラックコーヒーを淹れてもらったりして、部屋でずーっと待ってた。
 でもダメだった。やっぱり22時ごろには眠くなってきて、それでもがんばって起きて
たんだけど、23時ごろにはもう限界。流れ星のピークはまだ先なのに。

 こっくりこっくりしながら、それでも意地張って起きてたら、母親が部屋にやって来て、
「眠いなら無理しなさんな。自由研究なら代わりにプラネタリウム連れてってあげるか
ら」
 って言ってくれた。もう眠くてわけがわかんなかったもんで、その提案に乗ることにし
て、あきらめて寝ることにした。

 母親が部屋を出て行って、私は用意した双眼鏡やノートを片づけて、部屋の電気を消そ
うと立ち上がった。
 そしたら、
「もう寝るの? もったいないなあ」
 って聞かれた。ほんっとその通りだし、流れ星見られなくて悔しいって思ってたから、
「うん。残念だけどね」
 って答えて、電気消して、すぐ眠りについた。

387 :ありんこ ◆V.hpOK0G6M :2009/08/08(土) 02:06:07 ID:5jQ+dwyf0
2/2

 朝起きて思い返したら、あの会話ってありえない。
 母親はすでに部屋を出て行ってしまった後だったし、部屋には私一人しかいなかったん
だから。父親と弟はおばあちゃんの家に泊まりに行ってる最中だし。
 不思議と怖いとは思わなくて、あの声は誰だったんだろう、おかしいなあ、オバケかな
あ? でもすごく眠かったから単に寝ぼけてただけなのかなあって首をひねりつつ、ふと、
ゆうべ用意してたノートを開いたのね。流れ星の数を数えて記録しようって思って用意し
てたノート。

 そしたらそこに書いてあった。真っ白なノートの1ページ目に。知らない筆跡で。

「もったいなかったね」

 もちろん私はこんなこと書いた覚えはない。
 これはさすがに気味が悪かった。このノートはしばらく保管していたけれど、引越しの
時にどさくさに紛れて捨ててしまったみたいで、もう手元にはない。

 何の後日談もなく、本当にたったこれだけの出来事。
 なんだったんだろう。夏に流星群が来るたびに思い出す。

388 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:06:22 ID:D4kFmPDF0
51本目の蝋燭が消えました・・・
ありんこ ◆V.hpOK0G6M さん、ありがとうございました
                      γ
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りべ ◆V/Ezl373MUさん、第52話をお願いします


389 :りべ ◆V/Ezl373MU :2009/08/08(土) 02:09:27 ID:h1CVWPfh0
白 白 白 白 白
僕は毎日同じ夢を見る。夢だと確信することができる夢。
理由はいたってシンプルで毎回同じ背景だからだ。
背景という言葉ではいささか語弊がある気もするが、適正な表現がみつからないので背景としてとらえてほしい。

そこは白い。上も下も右も左も。黒いのは自分だけ。
地に足がついているのかは分からない。でも下に沈むこともふと落ちる事もない。
そして奥行きが見えない。
目の前の白はどこまで続くのかが分からない。

ただ僕は毎回その白に潰され、目を覚ます事しかできない。
これは僕が望んだ夢。

善と悪。否と肯。白と黒。

現実世界で黒くなってしまった僕は
夢の中で白に追われる。
そうする事でしかこの世界中で白に触れられる空間がない。

グシャリ
迫りくる白に右足が潰された。
血は出ない。

望みつつもこの白から逃れる術はない。これが一時の利益を求めた結果、永遠の罰。


今日も僕はあの人のために、夢の中で体を白に包ませる。
いつか僕は現実の黒に、夢の中の白で納得する事が出来るのだろうか。

グシャり
グシャ
グシ

390 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:10:15 ID:D4kFmPDF0
51本目の蝋燭が消えました・・・
りべ ◆V/Ezl373MUさん、ありがとうございました
                      γ
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葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、第52話をお願いします

391 :◆EIDSZAnGKu3T :2009/08/08(土) 02:10:57 ID:FMgeaTV50
特に曰くつきっていう話は聞かないけど、うちのマンションには何かがいるらしい。
一つ一つはそんな大層なもんじゃあ無いけど、おつまみ程度に。

うちの部屋は常に盛り塩がしてある。
それまではよく金縛りにあっていたんだが、それはそれで結構楽しんでた。
自分はいわゆる0感で、オカ板住人として貴重な恐怖体験だったからね。

ある日、いつものように夜中にふっと目覚めて、金縛りにあった。
その圧迫感と緊張感を楽しんでると、天井に黒い靄が見えた。
「あれ、あんなの今まで無かったのにな?」とか思ってたら、
それがそのままずどんと鳩尾に落ちてきて、顔を両手で掴んできて、
「あああああああああああああああああああああああ」って耳元で絶叫。
ひょっとしたら、自分も叫んでたのかもしれないけど、
恐怖とか衝撃とかで、そのまま意識を失った。
ただ、それが女だったのは覚えてる。声が甲高くて耳に障ったし、何より女の顔をしてた。
自分は完全に真っ暗にして寝る人だから、顔なんて見えないはずなんだけど。

392 :◆EIDSZAnGKu3T :2009/08/08(土) 02:11:38 ID:FMgeaTV50
失礼、ナンバリング忘れた2/2

そんなこともあって、その日の体調は最悪だった。
当時高校生だったんだが、頭痛とか耳鳴りに耐え切れず、授業中に保健室へ行って寝ることにした。
安っぽいベッドで横になって、うとうとしていると、また金縛りになった。
保健室の常連だったけど、ここで金縛りにあったのは初めてだった。
なんで?とうっすら目を開けたら、昨晩の女が腹の上に跨って、笑ってた。
そして「あああああああああああああああああ」

これはやばいと思って盛り塩したら金縛りはちっとも起こらなくなったんだけど、
今でも手っぽいものが廊下を走ってたり、触っても無いのに風呂の蓋が開閉したり、
誰もいないのに鈴の音がしたり、エレベーターに謎の赤い女が乗ってたり、
仏壇も無いのに急に線香の匂いが漂ってきたり、不意に電気がついたり消えたり、
プチオカルト体験には事欠かない。あくまでもプチ。



393 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:12:59 ID:D4kFmPDF0
53本目の蝋燭が消えました・・・
葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、ありがとうございました
                      γ
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屍さん ◆2MRfotqID2さん、第54話をお願いします

394 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:14:04 ID:D4kFmPDF0
間違い
葛 ◆LqpGksAEaRdTさん52話

屍さん ◆2MRfotqID2さん 53話

395 :屍さん ◆2MRfotqID2 :2009/08/08(土) 02:15:05 ID:1g7E3vfo0
今でもはっきり覚えている実話です

自分がまだ小学生で孤独だった時の話です
当時の自分は皆から嫌われて自分の話を信用するものは担任を含めてなど誰一人いなかった時のお話

自分の教室は3階にある教室でした
給食前の時間の授業に自分は担任の授業が面倒で寝てしまえと思い肩肘ついて寝ようと思い寝ました

何十分たった頃かに目を覚ましてまだ終わってないのかと思いまた寝ようと考えふと教室の端を見たら
白い着物を着た髪の長い女が立っていたんです
俺は最初は何かの見間違いかと思い目をそらし机を見てなぜかもう一度見てみたいという好奇心で見ようと思い
恐る恐るゆっくり教室の端を見ようと思ってびっくりしましたなぜなら白い着物の女がすぐ隣にいたから

顔をあげその女を見ると女は俺を上から睨み付けていました
恐くなってそのまま黒板の方に向き直り授業が終わり隣を見たらもうその女はいなくなっていました

そのことを友達に話すと「お前の話なんて嘘に決まってる」と言われ相手にされませんでした
本当に不思議な出来事でした

ー完ー

396 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:16:21 ID:D4kFmPDF0
53本目の蝋燭が消えました・・・
屍さん ◆2MRfotqID2さん、ありがとうございました
                      γ
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隊長 ◆RxgHtAIchoさん、第54話をお願いします


397 :屍さん ◆2MRfotqID2 :2009/08/08(土) 02:16:23 ID:1g7E3vfo0
追い越してすいません

398 :隊長 ◆RxgHtAIcho :2009/08/08(土) 02:17:40 ID:j8jkqBMVO
子供の時の話しです。

夜中、音楽を聞きながら部屋の電気も消さずに、いつの間にか寝ていました

そうしたら、知らない音楽と共に金縛りにあいました

ベットの枕元を見ると、ボロボロの着物を着て顔を火傷している女性が立っていました

(完)

399 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:18:35 ID:D4kFmPDF0
54本目の蝋燭が消えました・・・
隊長 ◆RxgHtAIchoさん、ありがとうございました
                      γ
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メタルスライム ◆LuWpVnhAYs さん 、第55話をお願いします


400 :メタルスライム ◆LuWpVnhAYs :2009/08/08(土) 02:19:09 ID:0OEblW3A0
(地震 1/2)

私の友人Sはちょっと変わった特技がありまして。

それは『地震のP波』が分かるというものなんです。

なんでも新潟県中越地震と中越沖地震の両方を体験した頃から分かるようになったらしく

以前東京に遊びに行ったときも、友人Sが「あ、……ちょっと大きいのくるよ!」と言った数秒後に

震度4の地震がおきたりして、仲間内では有名でした。

401 :メタルスライム ◆LuWpVnhAYs :2009/08/08(土) 02:20:51 ID:0OEblW3A0
(地震 2/2)

私と友人Sと仲間達とでドライブに行ったときです。

あるサービスエリアで休憩をしていたところその友人Sが「あ、……?あれ??」とつぶやきだしたのです。

どうしたのか聞いたところ「今、地震の波みたいなの感じたんだけど…起きてないよね??」と言ってきました。

誰も揺れは感じませんでしたし、携帯の気象サイトにも地震発生の情報は出ませんでした。

友人Sは「だよね…なんか、違う波だったし………」とつぶやきながら「こっちから感じたんだけど…」と

ある方向を指差しました。


他の友人たちは気付きませんでしたが、私はあることに気がつきました……

その方向には幽霊騒動でよく話の出る廃ホテルがあるんです……


先日、久しぶりにその友人Sに会いました。

彼いわく「今でもあのサービスエリアに行くと例の波を感じる」そうです……

【完】

402 :◆rsxtntYzLw :2009/08/08(土) 02:21:05 ID:kjikfhFU0
番号がずれてます。
今の隊長氏の投稿は55話です。

403 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:21:32 ID:D4kFmPDF0
56本目の蝋燭が消えました・・・
メタルスライム ◆LuWpVnhAYs さん 、ありがとうございました
                      γ
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ハードル下げ ◆79cfdX7bxMさん 、第57話をお願いします



404 :ハードル下げ ◆79cfdX7bxM :2009/08/08(土) 02:22:10 ID:e5P5EHG60
『足音』

以下の話は実体験な?
これは俺が消防だったときの話だ

当時(ってか今現在もだが)俺には霊感が無くあると思えることもなく過ごしていた
このころから俺のコミュニケィション能力はなく数少ない友達も帰宅ルートが被っている者は一人しかいなく
そのときもいつも通り一人で帰路についていた
ただ、一つの異常を除いていだ

…ガコン…    …ガコン…  …ガコン…    …ガコン…

誰かがドブの蓋の上を歩く音がする
しかも俺の真後ろで
なんだと思って立ち止まって後ろを振り向くも距離約50mの間に誰もいない
音は止まっている
なんだ、と思い再び歩きだすも音が追いかけてくる
走ってもそれに合わせるようについてくる
気味悪がって走り続けるとある川をわたった時点で急にピタリと止んだ
やはり後ろには誰もいなかった

学校を出てすぐの交差点から始まり真後ろをついていき
走れば合わせてくるし止まればやむし
振り向いても誰もいない
川をわたればついてこない

そんな状態一ヶ月ほど続いた
だがある日を境に音は出現しなくなった
まぁ要するに害は何もなく結果オーライなんだが、あの時の体験が奇妙で今でも思い出せる数少ない記憶の内の一つとなっている


【完】

405 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:23:41 ID:D4kFmPDF0
57本目の蝋燭が消えました・・・
ハードル下げ ◆79cfdX7bxMさん 、ありがとうございました
                      γ
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zon ◆Q5K1TGcrWYさん、第58話をお願いします

406 :zon ◆Q5K1TGcrWY :2009/08/08(土) 02:24:26 ID:Dh8zogGq0
以前勤めていた病院の話です。

その日は救急当番で、救急車からの連絡で、うちの病院で対応できる患者さんは受け入れる日なので忙しい夜でした。
夜中、交通事故の男性が運ばれてきました。腹部に出血があることがわかり緊急手術になりました。外来から直接手術室に行き、病棟が迎えに行くことに。

同乗していた妻は別の、大学病院に運ばれたと。

手術が終わって、手術室まで迎えにいくと、
先生たちが3人、床に座り込んでいました。立っていたのは、非常勤で来ているS先生だけでした。
患者さんを病棟に連れて行く準備をしていたので何も声がかけられませんでした。
病棟に帰るときに、
「先生方、どうしたんですか。」と声をかけても疲れたように首を振るだけでした。
その時、まだ麻酔が抜けきらない患者さんが腕を上げて天井を指をさして唸りだしました。
S先生が駆け寄り、「大丈夫、もういないよ」と声をかけていました。

病棟に帰り、患者さんの状態も落ち着いて、記録をしていた時にS先生が病棟に来て患者さんの様子を見ていました。
「先生、何かあったのですか?」と聞くと、

S先生は、「ああ、連れて行かれそうだったから、第一刃目を俺に切らせてもらっただけだよ。なんかみんな疲れちゃったみたいだね」と応え、病棟を後にしました。

患者さんは回復して退院しましたが、、。

あとから聞いた話。
車を運転している途中で、急に隣にいた奥さんにおなかを包丁で刺されて事故を起こしたとのことでした。

その後、奥さんも回復したそうです。

(完)


407 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:26:02 ID:D4kFmPDF0
58本目の蝋燭が消えました・・・
zon ◆Q5K1TGcrWYさんさん 、ありがとうございました
                      γ
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中二病患者 ◆ZJX.dWOExさん 、第59話をお願いします

408 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 02:26:31 ID:rahL1cbV0
中二病患者さんの代理投下をいたします

2/1

「山頂付近」

高校1年の頃だったかな?
時期はあんまり覚えてないけど・・・・夏なのは確か。
何というか当時好奇心で色んな所に肝試しに行った
今は亡きH県のYさんの土地になってる場所とか・・・
でもそんな所に行っても元々霊感が全くない俺は周りの友達よりは落ち着いて行動していた。
だけど、ある場所に行ったときは違った。
その場所は意外と身近な場所にあった。
俺の住んでいる所は周りが山ですぐ上にはR山がある所
あまりに近い場所だったので友人とは『行こうか!』ってならなかったんだが今まで少し遠出しすぎたので近くでもいいんじゃね?
って話の流れで行くことになった。
当日丑三つ時にR山、山頂付近へ・・・地元では一応その一角をOB山と呼んでいた。

409 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 02:27:14 ID:rahL1cbV0
2/2

そこに辿り着くまでの道なりには木枠で囲まれた公衆トイレがポツンとあり少し進むと右手に川を挟んで病院が見える。
さすがに丑三つ時と言うことで雰囲気は出ており友人4人が居るとは言え少し肌寒い・・・
公衆トイレを左目で確認し、病院を右目の視野に入れいよいよ山頂、特に登山時には何もなく一同『結局なんもないやんw』
と和らいだ雰囲気になった。
そしてOB山に着いた頃、友人に悪ふざけで『後ろ!』と叫んで指を差し小走りで笑いながら下山していった。
その時、ちょっと不思議に思った、下山途中左目に病院、更に公衆トイレが視野に入ったのである。
登山中には確か左目に公衆トイレがあったはずなんだけど・・・
俺以外他の友人は気づいていなかったようだった。
そう思って下山しているとトイレを過ぎた辺りで誰かに足の裾を引っ張られた。
また友人の悪戯だろwwと思い後ろにいた友人に『おまww霊感のない俺にそんなんしても無駄ww』

しかし友人はキョトンとした顔で『は?w』
みたいな顔で見てきた、俺は再度問いかけた『マジで?さっきズボンの裾引っ張らんかった?』
確かに足で踏まれた感じではなく手で思いっきり引っ張られた感じだったのでわざわざそんな事してまで驚かさないだろ
そもそも引っ張られた直後振り向いたので友人がしゃがんだ素振りは見えるはず
急に怖くなってダッシュで下山したのを今でも覚えている・・・

【完】

410 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:28:27 ID:D4kFmPDF0
59本目の蝋燭が消えました・・・
中二病患者 ◆ZJX.dWOExさん、ありがとうございました
                      γ
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入谷 ◆grZCWCboXgさん 、第60話をお願いします

411 :入谷 ◆grZCWCboXg :2009/08/08(土) 02:30:08 ID:6P8LDHe00
「歯鳴り」1/3


私の母は、霊能力という程ではないにしろ妙に気配に鋭い。
そんな母が30歳の頃に体験したと言う話をしたいと思います。

蒸し暑い夏の日、ある深夜。
カチ、カチカチ、という耳慣れない音で母は目を覚ました。
並んだ布団で寝ている父は、一度眠ると静かな方で、いびきも歯軋りもしないので
普段は当時子供だった自分が、そっと深夜に起き出しても耳ざとく気付かれるほど静かだ。

まるで、プラスチックのボタンを細かく打ち付けるような不快な音に気付き
目を開けようとしたが寝ぼけているせいか、なかなか目を開ける事が出来ない。
やがて頭が回ってくると、そのカチカチという音が異様に間近で聞こえる事に気付き
一気に覚醒した母は目を開けた。
すると、寝ている母の顔を真上から覗き込むような形で
枕元に同年輩の女性が座り込んでおり、母を覚醒させたカチカチという音は
その女性が小刻みに歯を噛み合わせる音だった。
そして細かく震える口元から、カチ、カチカチカチカチカチ、という音に紛れて
「・・・・・て・・・  ・・・・・・て」と、か細い搾り出すような声が聞こえる。

412 :入谷 ◆grZCWCboXg :2009/08/08(土) 02:31:27 ID:6P8LDHe00
2/3

普通の感覚なら、飛び上がって悲鳴を上げるか、恐怖で気絶する所だが
その時の母には何故か恐怖が一切沸かず、異常な状況にも感覚が麻痺しており
(…て、って?何が言いたいの?いやそれより、どこかで見た事がある人な気がするけれど
一体誰だったかしら?)と、その女性の顔をじっと見つめていたと言う。
そして見つめる内に、またとろとろと眠気に負け意識を失い、次に目覚めた時には普通に朝だった。
後に私に語った時、母は「夢だと思うから怖いともおかしいとも思わないよ」と暢気に言っていたが。

そして後から考えると怖い夢を見た、と感じたものの
それ以上の物ではないと思って、その事は忘れていた数ヵ月後。
ちょうど中学校の同窓会があり、母はそれに参加する事になった。

同窓会では当時の出席番号順の参加名簿が配られる。
現在の連絡先や、結婚した女性なら旧姓・現在の姓などが記入してある中
名簿欄の住所を書くべき所に、ぽつんと一行だけ「逝去」と書いてあった。
還暦過ぎの同窓会でもあるまいし、そうそう亡くなる人などいるはずもない。
それに中学の同級生など、今となっては仲の良かった人しかぱっと思い出せもしない。
亡くなったのは誰だったろう、と考えていると、当時からずっと付き合いの続いている
母の友人がこう教えてくれたという。

413 :入谷 ◆grZCWCboXg :2009/08/08(土) 02:32:48 ID:6P8LDHe00
3/3

「ああAさんね、ついこの前自殺したんだよ。
 君は遠くに嫁いだから知らなかったろうけど、こっちではちょっと話題になった」

友人はAさんの家庭の事情や不幸の内容をぽろぽろと話してくれたが
母はある事に気付き、聞いた内容は話半分しか耳に入らなかったと言う。
中学の頃の面影を辿ると、数ヶ月前夢の中で「どこかで見た」と考えた女性は
現在のAさんの姿そのものに思えた。
卒業以来殆ど顔を合わせる機会もなく、15年も経った姿はすぐには認識出来なかったのだが。

親しかったのか、と母に聞くと首を振った。
「お互い、同じクラスというだけで仲が良くも悪くもなかったよ。
 つまり、殆ど付き合いが無かったって事なんだけど。
 あれじゃない?なかなか気付いて貰えなくて片っ端から訴えてみたんじゃないかな?
 訴えられても、どうにも出来ないんだけどねぇ。
 今思うと、「たすけて」って言ってたのかもね」

そう言って、母は困ったように笑った。

414 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:34:52 ID:D4kFmPDF0
60本目の蝋燭が消えました・・・
入谷 ◆grZCWCboXgさん、ありがとうございました
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杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4wさん 、第61話をお願いします

415 :杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4w :2009/08/08(土) 02:36:58 ID:9Kr5KgiS0
1/2

「百物語」

2chのオカルト板をよく見ているので、俺には色々と物語を覚えた
時期も夏なので、友達と花火をしに土手にいた時の話だ
そのとき俺を合わせ9人いたので、一人11話ずつ話して百物語をしようと提案した
流石に蝋燭はなかったので買いにいった。一人が
「なぁ?百話目どうするんだ?」
と言ってきた。そこは考えており、百話目は全員後ろ向き、下を向き、くじを引き当たりを引いた奴が
ボイスチェンジャーを使い話そうと決めた。

準備も整ったので、近くの以前自殺した家が公園になった場所と言われている公園にいった
と、いうのは嘘で俺が以前から廃墟があったから行こうとしたら公園になっていたので
そういう設定をつけて友達に言っただけ。
しかし面白いもので、一人は、やべぇよ。一人はうおーぞくぞくするなど期待通りの反応をしてくれた

一人11話というのは流石にキツイものもあったが、ようやく99話目が終わった
「さぁ全員後ろ向こうぜ。当たり引いた奴最高に怖い話をしろよー」
と、盛り上がっていた。ボイスチェンジャーで女の声が百話目を語りだした
俺はあれ?ボイスチェンジャー俺持ってるけど・・バレないよう自分で買いやがったなと思った

しかし、百話目の内容はまさかの紫鏡
その頃は高校生だったので卒業までに忘れないといけないのに全員思い出してしまった
「誰だよふざけんなよ!思い出しちゃったじゃねーか」
「最悪だろwまぁオチとしては面白いけどな」
そして百本目の蝋燭が消えた
「で、誰だよ最後のやつ。自分でボイチャ用意しやがって紫鏡とかおいしすぎるだろ」
と、俺が言うと、皆キョトンとして言った

416 :杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4w :2009/08/08(土) 02:38:50 ID:9Kr5KgiS0


2/2

「いやいや、自腹で買いたくねぇぞ」「え?お前じゃねーの?」
「20点だな。そんな設定言ったって怖くねぇぞ」「もう帰って」
「しらけるなー帰ろうぜ」「ゲームしようぜゲーム」「RPGしかねぇんだけど」
そんなやっちまったな的な言葉ばかりで俺はため息をつき皆で帰ろうとした

「そういえばさ、さっきもう帰ってって言った奴だれ?」
「あ?お前だろボイチェで女声だったし、俺たち男しかいないだろ」
「いや、俺の女声になるやつじゃないんだけど・・」
そこで全員固まった。変な汗があふれ出て、すぐにでもその場を去りたがったが動けなかった
心の中でずっと誰か助けてくれ!と叫ぶと、お巡りさんがやってきた
「お前等!そんなとこで何してるんだ!」
その声で全員我に帰り、動けるようになった
俺は「すいません、蝋燭も消したし公園で騒いですいませんでした」
と謝ると、お巡りさんは不思議そうな顔をしながら、しかし怒ったように言った


「先日一家全員亡くなった火事のあった廃墟が公園な訳あるか!言葉を選びなさい!」

確かに公園だった。9人全員間違える訳がない。そもそも廃墟と公園を間違えるか
全員唖然として言葉にならない顔のまま立ちすくんだ
もう夢であって欲しいのに、トドメを指すように声が聞こえた

「紫鏡思い出したよね?じゃあ皆の家にいけるね」



417 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:39:20 ID:D4kFmPDF0
61本目の蝋燭が消えました・・・
杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4wさん、ありがとうございました
                      γ
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名無しさん ◆7GZyB/.wGkさん 、第62話をお願いします


418 :名無しさん ◆7GZyB/.wGk :2009/08/08(土) 02:41:04 ID:Sji1WBiJ0
「失踪の理由」(1/3)

今から5年前の話。

今の会社に就職した年の8月の終わり頃、同じ部署の先輩から
「体調が悪いため暫らく休む」という電話があった。
俺は夏ばてかなぁ〜と思っていたのだが、5日経っても先輩から
何の連絡も無い。
先輩は1人暮らしで彼女もいないので看病する人もいない。
そのうえ携帯へ電話しても自宅へ電話しても全く応答が無い。
先輩は無断欠勤するようなタイプでもなかったため、上司もそろそろ
何かおかしいと思い始め、上司と俺、それと同じ部署の同僚2人の
合計4人で様子を見に行く事になった。

先輩の住んでいるアパートに到着し、上司が呼び鈴を押した
のだが反応が無い。
暫らく待って何度か呼び鈴を押すと、中から「ガサゴソ…」と
物音が聞こえドアが開いた。

出てきた先輩は見る影も無いほどにゲッソリと痩せ細っており、
心配した上司が「大丈夫か?救急車呼ぼうか?」と聞くと、
先輩は「大丈夫です、ご迷惑かけてすみません」と弱々しい
声で喋り始めた。

しかし見た目がどう見ても普通ではなかったため、上司が無理矢理
先輩を部屋から連れ出すと救急車を呼び先輩を乗せると、俺と
同僚1人に同行するように言い、上司は先輩の両親に連絡をとるため
に会社へと戻っていった。

419 :名無しさん ◆7GZyB/.wGk :2009/08/08(土) 02:41:47 ID:Sji1WBiJ0
(2/3)

救急車の中で先輩はしきりに部屋の事を心配しており、俺は
「何でこんな状況で部屋の事を?」と思い、先輩に「心配ないですよ、
部屋の鍵は○○課長(上司)がちゃんと閉めてもっていきましたから」
というと、それが聞こえていないかのように「帰らないと…帰らないと…」
とうわ言のように呟いていた。
病院に到着し、先輩は診察を受けるという事で暫らく待っていると、
上司から両親に連絡が付き、明日こちらへ来るとの事で、俺達は
もう帰って良いと連絡があった。

翌日、先輩の様子があまりにも異様だったため、上司にそれとなく
先輩の様子などを聞いてみると、先輩は病気などでは無く単なる
栄養失調らしいことがわかった。
検査によると「1週間近く何も食べていなかったようだ」とのことだった。

そこで俺はふとある事に気が付いた。
俺、先輩を連れ出す時に玄関をあがったが、キッチンの鍋に火が
かかっていてそれを止めたよな?中身はレトルトのカレーっぽかったが…
しかし先輩は衰弱しきっており面会謝絶らしく、事情も聞けないため
結局なんだったのかは解らずじまいだった。

次の週。
会社に出勤するとなぜか俺の部署が大騒ぎになっていた。
同僚に話を聞いてみると、入院していた先輩が両親の目を盗んで
病院を抜け出し行方不明になったらしい。
俺はその時ふと救急車の車内での出来事を思い出し、上司に
自宅に帰りたがっていた事を伝えた。

420 :アドルフォイ ◆Pj3DkbVP86 :2009/08/08(土) 02:42:12 ID:h1CVWPfh0
僕は見えてしまうけど対処出来ない、そんな感じの人間です。
この度書かせていただくのは、ひと月ほど前から約2週間程度職場の理容室にいた髪の毛がない地を這う女の事です。

誰もが存じている事でしょうが、理容室には大量の鏡と水辺があります。
これがどう関係あるのかと申しますと、オカルトが好きな人ならば一度は耳にした事があるだろうとお察ししますが、共に霊が集まる場所として知られています。
これが近因だと思うのですが、ちょくちょくと霊が通り過ぎたり、居座ったりしています。

もちろん自宅に連れて帰りたい気など毛頭無い為、必ず気付いていない振りをしています。
普通の霊達は知らぬ間に流れているのですが、冒頭にも書いた「髪の毛のない地を這う女」こいつだけは例外でした。

客時で多少店内が賑わう明るい状況かでも、あいつは地面を這っています。このまま放置しておいてもいなくなる気配はないと思わせるほどです。

必死に髪の毛を集めようとしているのですが、触れられぬもどかしさからでしょうか、時折駄々をこねる子供のように暴れていました。
あまりにも哀れで見ていられないので、あいつが現れてから10日程経った日の閉店後にウィッグを置いて帰りました。
その日を境に、あいつから暖かいながらも助けを求めるような眼差しを感じました。
同情の為か次の日もその次の日もそのまた次の日もウィッグを置きっぱなしにしておいたのです。

そしたらあいつが店内からいなくなった日の朝出勤した時は、店内中ウィッグの飛び散った毛で大汚れ。

あいつはつけられない事にいらだちを覚え、ウィッグを壊してからいなくなったのでしょうか。
それともウィッグをつけれたことにより満足し、ウィッグを壊していったのでしょうか。

僕には通信手段が身振り手振りしかないので、知る由も知る術もないのですが。

その当時周りの社員たちは不気味がっていましたが、今思えばあいつはなかなか可愛いやつだったのかもしれないと、僕だけが一人胸の中で思いました。

今回は僕はこのあたりで失礼させていただきます。

可愛いあいつが今横にいますので。




421 :名無しさん ◆7GZyB/.wGk :2009/08/08(土) 02:42:31 ID:Sji1WBiJ0
(3/3)

そして、会社からは俺が、病院から両親が直で先輩のアパート
へと向かう事となり、現地で合流して自宅に先輩がいないか
確認する事となった。

現地へ到着し、簡単に先輩の両親と挨拶してから部屋に入った。
部屋の中に先輩はいなかったのだが、室内は異様な状態だった。
先輩はなにも食べていなく入院した当日も胃の中は空で嘔吐した
形跡すらなかったはずなのだが、室内には大量のレトルト食品や
カップ麺、コンビニ弁当の空き容器が転がり、足の踏み場も無い
ほどで、あちこちに散乱していたレシートを見る限り休んだ日から
大量に買い込んでいたようだった。

あまりの光景に俺も先輩の両親も暫らく絶句していたが、ふと
我に帰り、夏場だった事もあり俄かに腐敗臭のし始めていた
空き容器を3人で片付ける事にした。

その後現在まで、先輩は発見されていない。
先輩の両親は警察に失踪届けを出したらしい。
一体先輩に何が起きたのか、室内に大量に散乱していた食品の
空き容器の中身は一体どうなったのか、なぜ先輩はこれだけの量
の食料を買い込みながら一切食べずに栄養失調になったのか、
全ては謎のまま今年で先輩は失踪して5年目をむかえる。

(完)

422 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:43:22 ID:D4kFmPDF0
62本目の蝋燭が消えました・・・
名無しさん ◆7GZyB/.wGkさん、ありがとうございました
                      γ
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アドルフォイ ◆Pj3DkbVP86さん 、第63話をお願いします

423 :アドルフォイ ◆Pj3DkbVP86 :2009/08/08(土) 02:43:33 ID:h1CVWPfh0
受付スレ見直してなかったので先走りました。すみません。

424 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 02:45:39 ID:rahL1cbV0
>>423
もっかい投下!!

425 :アドルフォイ ◆Pj3DkbVP86 :2009/08/08(土) 02:46:55 ID:h1CVWPfh0
僕は見えてしまうけど対処出来ない、そんな感じの人間です。
この度書かせていただくのは、ひと月ほど前から約2週間程度職場の理容室にいた髪の毛がない地を這う女の事です。

誰もが存じている事でしょうが、理容室には大量の鏡と水辺があります。
これがどう関係あるのかと申しますと、オカルトが好きな人ならば一度は耳にした事があるだろうとお察ししますが、共に霊が集まる場所として知られています。
これが近因だと思うのですが、ちょくちょくと霊が通り過ぎたり、居座ったりしています。

もちろん自宅に連れて帰りたい気など毛頭無い為、必ず気付いていない振りをしています。
普通の霊達は知らぬ間に流れているのですが、冒頭にも書いた「髪の毛のない地を這う女」こいつだけは例外でした。

客時で多少店内が賑わう明るい状況かでも、あいつは地面を這っています。このまま放置しておいてもいなくなる気配はないと思わせるほどです。

必死に髪の毛を集めようとしているのですが、触れられぬもどかしさからでしょうか、時折駄々をこねる子供のように暴れていました。
あまりにも哀れで見ていられないので、あいつが現れてから10日程経った日の閉店後にウィッグを置いて帰りました。
その日を境に、あいつから暖かいながらも助けを求めるような眼差しを感じました。
同情の為か次の日もその次の日もそのまた次の日もウィッグを置きっぱなしにしておいたのです。

そしたらあいつが店内からいなくなった日の朝出勤した時は、店内中ウィッグの飛び散った毛で大汚れ。

あいつはつけられない事にいらだちを覚え、ウィッグを壊してからいなくなったのでしょうか。
それともウィッグをつけれたことにより満足し、ウィッグを壊していったのでしょうか。

僕には通信手段が身振り手振りしかないので、知る由も知る術もないのですが。

その当時周りの社員たちは不気味がっていましたが、今思えばあいつはなかなか可愛いやつだったのかもしれないと、僕だけが一人胸の中で思いました。

今回は僕はこのあたりで失礼させていただきます。

可愛いあいつが今横にいますので。




426 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:47:09 ID:D4kFmPDF0
63本目の蝋燭が消えました・・・
アドルフォイ ◆Pj3DkbVP86さん、ありがとうございました
                      γ
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肉欲 ◆tr.t4dJfuUさん 、第64話をお願いします


427 :肉欲 ◆tr.t4dJfuU :2009/08/08(土) 02:49:46 ID:EOHRzCSZ0
父が小学生くらいの頃、家の庭に古くからの祭壇があったらしい。
普通の一軒家なんだけど、庭に不釣り合いに祭壇がある。

以前は毎日お供えをしていたそうだが、
父の母、つまり俺の祖母がどっかの神社から来た人で、
その人が祭壇に拒否反応を示した。

当初は壊してほしかったらしいが、古いものだから壊せない。
なら、せめてお供えはやめようと。

親戚連中は戦々恐々だったが、実際やってみたら
特に何も害がなかったそうで、それからはもう放置。
引っ越すってんでその土地も売って、今は更地。

ちょうど6年前、その祖母が死んだんだけど、
末期の言葉が

「おかあちゃーん!、(祭壇で祭ってた奴の名前)、おかあちゃーん!」

だった。俺も聴いた。父も、親戚一同も絶句していた。

祭壇があったってのは、その晩に聴いた話。
イヤーな空気だったね。

428 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 02:52:08 ID:D4kFmPDF0
64本目の蝋燭が消えました・・・
肉欲 ◆tr.t4dJfuUさん 、ありがとうございました
                      γ
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蟹々 ◆TMS6xPnAiUhZさん 、第65話をお願いします


429 :蟹々 ◆TMS6xPnAiUhZ :2009/08/08(土) 02:54:03 ID:ycVrPVCvO
(1/2)

子供の頃から何かと心霊体験に縁があるのだが、今でも忘れられない話をひとつ。

ある夏の蒸し暑い晩、安いパイプベッドの上で何度目かの寝返りをうつと、ちょうど仰向けになったところで体が動かなくなった。
金縛りだ。
割りと慣れっこだったので、いつものように「俺はあなたの相手はしません。去ってください」と心の中で唱えた。普段なら、それで金縛りは解けていたのだ。
しかし、この時は様子が違った。一向に体が動かないばかりか、ベッドがギシギシと揺れ始めた。最初は左右に小さく振動していたのが、次第に縦揺れをし出し、

ドン!!

と一度ベッドが床から浮き上がる程の大きな揺れをみせて静かになった。



430 :蟹々 ◆TMS6xPnAiUhZ :2009/08/08(土) 02:55:51 ID:ycVrPVCvO
(2/2)

だが、金縛りはそのままだ…と思うと首から上だけが動く。揺れについては地震だったのかもしれないと、部屋をぐるりと見回してみた。常夜灯の薄ぼんやりとした視界の下だが、物が倒れたり動いた形跡はなさそうだ。
「俺は相手をしないから出ていけ!」と、今度は少し強い調子で声に出して言った。
その途端、頭を強い力で掴まれ首をベッドとは反対側の窓の方へ向かされた。

すると、表の街灯に青白く照らされた畳半分の大きさのすりガラス一面に、男の横顔がシルエットで黒く張りついていて、ゆっくりとこちらを向いた。
影絵のようにぽっかりと開いた口が、何か言葉を紡いだように見えたが、何を言いたかったのかはわからない。

俺の部屋には時々、こういうお客がやってくる。


【完】


431 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 02:55:56 ID:8agU9lr60
65本目の蝋燭が消えました・・・
蟹々 ◆TMS6xPnAiUhZさん、ありがとうございました
                      γ
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じゃくそん ◆iUwbinLSso さん、第66話をお願いします

432 :じゃくそん ◆iUwbinLSso :2009/08/08(土) 02:57:17 ID:Uzgre/wBO
1/4
父の若い頃の話

その日は友達と二人、朝までオールナイトの映画を見ていたらしい。

映画も終わって早朝の帰り道、人気も無く静まりかえる街を歩いていると、視界に動くものが入った。



433 :じゃくそん ◆iUwbinLSso :2009/08/08(土) 02:58:05 ID:Uzgre/wBO
2/4
ふとそちらを見ると、マンションの階段をコツコツと登っていく髪の長い女の後ろ姿が。

友達も女に気付き、二人で「朝帰りするような女だから美人じゃないのか」って話になって、女がこっち向きに階段を登るのを待つことにした。



434 :じゃくそん ◆iUwbinLSso :2009/08/08(土) 02:59:08 ID:Uzgre/wBO
3/4
女は踊り場を挟んで一瞬壁に隠れて、次に見えた時には…首が無い!その状態でコツコツ階段を登ってくる…

「うわああー!!」
そこで二人は絶叫して逃げたんだけど



435 :じゃくそん ◆iUwbinLSso :2009/08/08(土) 03:00:04 ID:Uzgre/wBO
4/4
逃げた後、一息つきながら父「お前あれ見たか?!」
友達「ああ、なんだありゃ!」
父「首無くなってたよな?!」
友達「ハア?!何言ってんだ!」

友達「…踊り場過ぎたら生首になってたんじゃねーか!」




436 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:00:08 ID:8agU9lr60
66本目の蝋燭が消えました・・・
じゃくそん ◆iUwbinLSso さん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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シン ◆ooGG0MD9XEさん、第67話をお願いします

437 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 03:01:06 ID:rahL1cbV0
1/2

「枕元」

高校生時代、寮生だった俺は夏休みのような長期の休みにしか帰省できなかった
普段家にいない子供の部屋なんてどうなるか
ご想像のとおり、物置と化していた俺の部屋にはとても寝れるスペースが無く
仕方なく俺は居間に寝た

寝付いて数時間ほど経った頃
急に眼が覚めた、でも体が動かない
金縛りのようなものにはよくあうため「ああ〜またかよ〜」とそのまま寝ようとした
けれど、何か頭の上からごそごそと音がする

ごそごそというか、頭の上を行ったりきたりしてる気配か
でも、俺の頭のすぐ上は、ジュースのペットボトルを置いたスペースくらいで
あとは壁だった


438 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 03:01:51 ID:rahL1cbV0
2/2

瞼は動くようだったので、俺はうっすらと目を開けた
眼を開けた瞬間に視界に入ってきたのは、7〜8歳くらいの子供
頭の上から、俺の顔を覗き込んでいた

そいつは俺と目が合うと、大きく口を開いてニヤリと笑った

「ぎゃははははははははははは!!!」

狂ったような声で笑った

その後は覚えてない、多分気絶するようにでも眠ったんだろう
一回だけなら俺も夢か何かで済まそうとするかもしれないが、同じことがもう一度あって、俺はそこで寝るのを止めた

その子供は、今でも俺の家にいる
廊下を走る足音、笑い声、俺の部屋のドアを叩く音
時折、電気を勝手に消したり点けたり、鳥のおもちゃで遊んだりしている
あれから、俺の枕元に立つことはなくなったけど



439 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:01:55 ID:8agU9lr60
67本目の蝋燭が消えました・・・
シン ◆ooGG0MD9XEさん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、第68話をお願いします

440 :◆LqpGksAEaRdT :2009/08/08(土) 03:02:18 ID:FMgeaTV50
進行形の話で申し訳ない。推敲できないくらい焦ってる

小話を投下させてもらっているうちに、
なんとなく気分が悪くなってきたのだが、それでも次の執筆を続けていた。
自分は今、椅子の上で胡坐をかいてパソコンに向かっているのだが、
足が痺れてきたので、一度組んでた足を解いたんだ。
その時に、人の素足を踏んでしまって思わず跳ね退いた。
うちの家族は皆、旅行に出かけてるのに。
自分はちょっと具合が悪かったし、愛猫もいるからと留守番役を買って出たのだが、
正直な話、今猛烈に後悔してる
あれは猫の足じゃなかった、人の足だった、冷え性の自分よりつめたかった
組んだままの胡坐をどうにも出来ずに、自分は今この文章を打っている
まさかリアルタイムにこんなこと体験するとは思わなかった畜生
だれか今すぐ大阪に来てくれ



441 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:02:47 ID:8agU9lr60
68本目の蝋燭が消えました・・・
葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、ありがとうございました
                      γ
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K.A ◆3d91BsyX0ytIさん、第69話をお願いします

442 :K.A ◆3d91BsyX0ytI :2009/08/08(土) 03:03:08 ID:uL+uYt800
実際に体験した話。
今から一年くらい前の冬の日のことだ。
部活で帰りが遅くなった私は最寄り駅を出て駐輪場までの道を歩いていた。
遅くなったったといってもせいぜい夜7時くらいで、周りには2,3人サラリーマン風の人も歩いていた。
駅から駐輪場への道は決して長くなく、通りなれた道ということもあって私は気を抜いて歩いていた。
ふと、私の視界の端に何かが映った。
ん?、と思って横を見ると道の端に誰か、いや何かが座りこんでいた。道の端に生えている雑草に埋もれるようにして壁に向かって体育座りだ。
暗かったとはいえ至近距離で見ているのにその輪郭ははっきりせず、黒いもやもやのように見えた。
私はひどく驚いたが、もっと驚いたのは私の周りを歩いていた人達がその異常な光景に目もくれず、それの側を歩いていたことだ。
動揺した私は急いで駐輪場の自転車を出して、振り返らずに一気に家までの道を駆け抜けた。
あれから何度も同じ道を通ったし今も使っているが、あれ以来変なものは見ていない。

【完】

443 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:03:33 ID:8agU9lr60
69本目の蝋燭が消えました・・・
K.A ◆3d91BsyX0ytIさん、ありがとうございました
                      γ
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石原 ◆dqzTAWg8r6さん、第70話をお願いします

444 :石原 ◆dqzTAWg8r6 :2009/08/08(土) 03:04:21 ID:UKQ8j0bW0
四心同体 1/1


A では怖いはなしをしましょう なぁ〜んてね。あははは
  実はワタシは幽霊なんです。信じられます?
  2chのみんなー、見てる?

B あ、おれもおれも幽霊。元VIPPERのゆうれいだよーん。
  死んでみるとあんがいいいもんだよねこれってぇ

「だ・・・れ・・・か・・・」

C 私は今から5年前、線路に飛び込んで自らの命を立ちました。

A やだぁ、おじさん、辛気臭いはなしはやめてよ

445 :石原 ◆dqzTAWg8r6 :2009/08/08(土) 03:05:10 ID:UKQ8j0bW0
四心同体 2/2


B そうだよ。、オレたちもう死んでるし、こうして
  一つになってるんだしさ!
  にしても、オレたちっていつ成仏するんだろうな?

A どーでもよくなぁい? キャハハ

B それもそうか アハハハハ

「・・・たす・・・けてぇ!
肩に・・・肩にいっぱいついてるんだ!」

C 妻子を残したまま死んだ私はきっと
  地獄に・・・

A しあわせ〜

B ヒヒヒヒヒヒ!

「だ・・・れ・・・か・・・」




446 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:05:28 ID:8agU9lr60
70本目の蝋燭が消えました・・・
石原 ◆dqzTAWg8r6さん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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凡人 ◆LlDUc0t852さん、第71話をお願いします

447 :凡人 ◆LlDUc0t852 :2009/08/08(土) 03:06:55 ID:0qlMhoAb0
1/2
「鈴の音」


季節外れですが、サンタクロースって皆さんいつまで信じてましたでしょうか。
私は本とかをよく読む子だったのでそれなりに親がプレゼントをくれるんだってことは知っていました。
でも・・・・何といえばいいか、その真実に少し抵抗があったのも事実です。

あれは私が小学生に上がったばかりかそれ以前の頃。
当時サンタクロースを信じていた私は寝たふりをしてサンタクロースがやってくるところを目撃してやるということを企

んでいました。
サンタがどのように、どうやって、いつごろやってくるのか。
あれこれ考えてて瞼(まぶた)が重くなったころ、アレは聞こえました。

448 :凡人 ◆LlDUc0t852 :2009/08/08(土) 03:08:12 ID:0qlMhoAb0
2/2

シャン シャン シャン シャン......

鈴の音でした
室内からではない。室外から迫って来るように・・・
それが妙にリアルでまるで遠くからこっちに近づいて来るように、ゆっくりと・・・・・・ ・
それが、すぐそこ。家のベランダまで近づいてきたときに私の家のカーテンに妙にはっきりと影が映っていました。
ライトなんてないのにいきなり、何故かはっきりと。私の意識はそこで途絶えました。

翌日、私の枕元には例年通りプレゼントがありました。親が置いたのか、それとも・・・

あれは夢だったのでしょうか。それにしてもいやにリアルな音でした。あの鈴の音は。

サンタクロースの正体は両親。それを聞く度に私の耳にはあの鈴の音が響いてきます。
私の家に鈴はないはずなのに・・・・

皆さん、クリスマスの夜に突然鈴の音が聞こえてくる。そんな奇妙な体験、ありませんか?        

 [完]

449 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:08:16 ID:8agU9lr60
71本目の蝋燭が消えました・・・
凡人 ◆LlDUc0t852さん、ありがとうございました
                      γ
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O☆RE ◆oZwoXdwA.g さん、第72話をお願いします

450 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:16:26 ID:8agU9lr60
O☆RE ◆oZwoXdwA.g さんの投下を先送り致します

とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9cさん、第72話をお願いします

451 :とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9c :2009/08/08(土) 03:16:49 ID:sBZbMLN60
第72話【 神隠し未満 】 [ 1/3 ]

稲荷さんに行った。
午後1時頃、最寄り駅で電車を降りる直前。

「パァン!」

音がした。

左手にしていた、さざれ石のアクアマリンの数珠が弾け飛び散った。
ガラガラの車内。ほかの乗客が振り返るほどの音で。
どっかにひっかけた、って思った。
ちょっと緩めの糸周(いとまわ)りだったし。

ちょいと坂道になっている門前町を抜け、
強面(こわもて)のお狐さんの像を過ぎ、
願いの行方を占う石のある辺りを抜けて、
奉納された鳥居がずらりと並ぶところまで。

延々と続く丹塗り(にぬり)の鳥居。

見えない。
見えるのは、朱(あか)。 朱(あか)。 朱(あか)。


452 :とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9c :2009/08/08(土) 03:17:29 ID:sBZbMLN60
[ 2/3 ]

立ち並ぶ鳥居の中を歩くものたち。

…足りない。

ああ。
音。
音か。

静寂(せいじゃく)が広がる。

「ここ、進んだら出られないなあ。」
「あの、二股に分かれた所。あの手前から完全に”ちがう”ところだ。」
なんてフッと思って。

途中、鳥居の隙間から左手に原っぱが見えた。
おあつらえ向きに古びたベンチまで置いてある。
急にそこに座りたくなった。
無性に懐かしくて、小さい頃に戻ったような、守られる感覚。
「座らなきゃ、座らなきゃ、座らなきゃ。」
「座ったら戻れる」って。
座ったら、妙に落ち着く。カバンの中からフルーツサンドイッチを取り出し、食べ、
ぼーっとして、山を背に流れる雲を眺めて。

気が付いたら午後4時をとうに回ってた。
3時間弱、そこに何もせず座ってたわけだ。
「ああ、もう、いいか。」そう思って、お山は登らずに引き返した。


453 :とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9c :2009/08/08(土) 03:18:10 ID:sBZbMLN60
[ 3/3 ]

社務所の辺りにきた。ざわめきが広がった。
 「音」が戻った。

あたかも朝に、いきなり幸せな夢の中から、かーちゃんの
スピードの乗った踵落(かかとおと)しで
優しく蹴り起こされた時と同じ覚醒感。

 ― 弾き飛ばされたのは、数珠ではなくて、自分だったのかもしれない。―


山にこもる趣味の知人に、そう、話したら
「ああ、お前とは合わないからだろ。よかったな、持ってかれなくて。
 前日にお前の神さんにお参りしておいてよかったな。
 異界だよ、あそこは。今もな。力がある。
 話(ナシ)つけてくれた神さんにお礼言っておけ。」
と事も無げに言われた。

案外、神隠しって身近なのかもしれない。

【 了 】

454 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:18:13 ID:8agU9lr60
72本目の蝋燭が消えました・・・
とっぴんぱらりのぷぅ ◆6u80XaUi9cさん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、第73話をお願いします

455 :◆LqpGksAEaRdT :2009/08/08(土) 03:18:36 ID:FMgeaTV50
1/3
うちの父親は自転車が趣味で、休日の朝早くに出かけては、
「今朝はどこどこの山登ってきた」とか「県境越えてきた」とか、
いい年してハッスルしまくってるおっさんだから、何かとひやひやしてた。

ある日、いつものように父親がその小旅行から帰ってきた。
また「何何を見て来た!とか」どうでもいい話につき合わされるのかな、と思って、
なんとか逃げ出す言い訳を考えていたのだが、
珠玉の言い訳を思いついたその日に限って、父は何も話さない。
いつもうざいなーと思ってた自分だったが、何だか落ち着かなくて、
「今日はどこに言ったの?」と何気ない風に訊ねてみた。
その時、父は曖昧に答えただけだった。
夜になって、父が「ちょっと来い」とこっそり自室に招いてきた。
ひょうきんな父らしからぬその声色に少し不安になりながらも、
「どしたの?」と訊ねると、
「M山には行くな、絶対に行くな!」

456 :◆LqpGksAEaRdT :2009/08/08(土) 03:19:25 ID:FMgeaTV50
2/3
M山は、私が住んでいる市の隣にある山だった。
紅葉と滝が有名で、秋には多くの観光客で賑わう。
標高も高くない身近な山なので、自分も何度か登ったことがある。
何を言っているんだろう、と不思議に思っていると、
父は「母さんには内緒な」と前置きをして、今朝見たものについて話してくれた。

M山は、前述の通り身近なのもあって、父の小旅行先としてよく採用されていた。
その日も父は山に登ったのだ。
いつもの登山道を自転車で(逆にしんどいのでは?)登り、
滝へたどり着くと小休止、山を下り始めたのだが、
その登山道で、見慣れない小路を見つけたらしいのだ。
今日は趣向を変えてこっちから下りてみようかと思いついた父は、その道を下りたらしい。
しかし、舗装されていた道はどんどん細くなっていって、ついには獣道になってしまった。
戻らないとな、と思いつつも、好奇心には抗えず、
父はどんどん道無き道を進んでゆく。

457 :◆LqpGksAEaRdT :2009/08/08(土) 03:20:41 ID:FMgeaTV50
3/3
しばらく進むと、急に道が開けて、広場にたどり着いたらしい。
その広場には、高床倉庫?みたいな前時代的な建物がいくつかと、人がちらほら。
勿論父も自分もそんなところの存在は知らない。
それに、そこにいた人たちも妙だった。
服装は自分たちみたいな、ごく一般的なTシャツなどだったのだが、
皆、顔にはヴェールのようなもの(丁度イスラム教の女性のような)をしていて、
まるでマネキンのようにじっと立っているのだ。
さすがに薄ら寒いものを感じたらしい父は、急いで道を戻って帰宅したのだが、
その山について検索しても上記のような集落?についての情報は存在しなかった。
「俺はどこに行ったんだろうな」
それから程なくして地方へ単身赴任した父は、時々思い出したようにそう語る。
今でも父は自転車に乗り、「どこどこへ行った」といちいちメールで報告してくる。
かつては鬱陶しかった父の報告だが、今は無ければ心配するようになった。
ひょっとしたら、父はどこかへ行ってしまうかもしれない・・・
そんな漠然とした不安が、自分の中で燻っているからだ。



458 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:20:45 ID:8agU9lr60
73本目の蝋燭が消えました・・・
葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、ありがとうございました
                      γ
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猫又 ◆rvncqwux3Eさん、第74話をお願いします

459 :猫又 ◆rvncqwux3E :2009/08/08(土) 03:21:41 ID:6xpBtwaB0
(1/2)
焼き立てのホカホカ

友人から聞いた話ですが、生きている人間の方が怖いと感じた話です。

Sの叔父が、闘病の末、癌で亡くなった時のこと。
当然Sも親族なので、お葬式に出席して、裏方として手伝いをしていました。
白いお棺に納められた叔父は、生前の印象より痩せて2回りほど小さくなった
ように感じられたそうです。
残された叔母も従妹も、お棺にすがって号泣しっぱなし。
式の最中も憔悴しきった様子で、Sもなんと声を掛けてよいやら戸惑うくらい
だったそうです。
火葬場へ向かい、最後のお別れを済ませる場面になっても、叔母も従妹も
叔父のお棺からなかなか離れようとしなくて、親族一同で引き剥がすように
して、無理矢理お別れを済ませました。
しばらくのち、Sも皆にならってお骨を拾い骨壷に納め、続けて初七日を行う
ために、家に戻ることになりました。
家に戻る車の中で、叔母は小さな骨壷を納めた白い箱を愛おしそうに抱きしめ、
時折なでては涙を流していたそうです。

460 :猫又 ◆rvncqwux3E :2009/08/08(土) 03:22:27 ID:6xpBtwaB0
(2/2)

初七日の準備やお坊さんが来るまで、しばらく時間が開くということで、
Sも自分の親や親族と共に別室で控えていた時、親族の一人がSに準備が
整ったかどうか祭壇を見てきてくれ、と頼んできました。
いいですよ、とSは別室を出て祭壇の作られている仏間へ向かいました。

仏間の前まで来ると、中から押し殺したような叔母と従妹の声が聴こえて
きたそうです。
まだ二人して泣いているのかな・・と、仏間に入るの躊躇していると、

「くすくす・・っ」
と従妹の含み笑い。
「ねぇママ。パパ、焼き立てホカホカ・・・」
続いて叔母の
「そうねぇ〜・・、焼き立てで、まだアツアツやねぇ。ふふっ」
というひそひそ声。

いけない会話を聞いてしまったようで、Sは仏間の前で凍りついたように
動けなくなってしまい、そのまま足音を忍ばせて別室に戻ったそうです。

仏間で聴いた出来事は、親にも親族にも一切話せなかったと言います。
自分が言った事がバレたら、恐ろしいことが起きる気がしたそうです。
この一件以来、叔母と従妹がとても怖くてたまらないのだと、Sは言っていました。

−完−

461 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:22:32 ID:8agU9lr60
74本目の蝋燭が消えました・・・
猫又 ◆rvncqwux3Eさん、ありがとうございました
                      γ
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◆UXe7kmcBWoさん、第75話をお願いします

462 : ◆UXe7kmcBWo :2009/08/08(土) 03:24:15 ID:ekoC08VS0
母親から聞いた話。
母親がいくつくらいの時の話かはよくわかんないけど、
寝ようと思って自室に行ったら、布団の上に何かが座っていたらしい。
母親はびっくりして家族の居る居間へダッシュ。
そのあと怖くて自室に行けず、母親の母親(つまり自分の祖母)と寝たそーな。
その数日後、母親の祖母(自分の曾祖母)が亡くなったという知らせを聞いたらしい。
その時に、布団の上に居たのは亡くなった祖母だったんだと思ったらしい。
母親は一人っ子で、亡くなった祖母は母親のことをとても可愛がっていたから、
最期に挨拶に来たんだろーねー、と言っていた。

[完]

463 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:24:33 ID:8agU9lr60
75本目の蝋燭が消えました・・・
◆UXe7kmcBWoさん、ありがとうございました
                      γ
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うんこ ◆NU8c50V3.Iさん、第76話をお願いします

464 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 03:31:24 ID:3/2vbscN0

うんこ ◆NU8c50V3.Iさんが誤爆したようなので代理。

今さっきの出来事。

1時半辺りから他のサイトを見つつ一人で百物語を読んでいた。
14話の途中あたりで部屋の右側でパシパシと音が鳴り始め、若干怖がりつつ雑談スレの方に書き込んだりし怖さを緩和していた。
そんな時、むしょうにうんこがしたくなった。
しかし百物語やパシパシという音のせいで一人トイレは怖く、多少ごねていたがうんこは待ってくれず一人携帯を片手にトイレに行った。
すると姉がまだ起きているらしく(トイレは姉の部屋の隣)若干開いたドアの隙間から明かりが漏れ、独り言?がボソボソと聞こえたため安心しつつ用を足していた。
トイレ内で一人踏ん張っているのはつまらなく、隣の部屋にいる姉にメールを送ってみたりしていた。が、姉から返信来ず。
俺からメールしても返信率の低い姉なのでまたかー。と思いつつトイレを出た後姉の部屋を訪問した。
すると姉は爆睡しており、電気が付いているだけであり声をかけても起きることはなかった。
仕方なく自分の部屋に戻ったわけだが、姉は寝ていた。
ではトイレで聞いたボソボソと話す声は誰?
百物語の途中で起きた出来事なのでめちゃくちゃ怖くなった。           完


465 :うんこさん代理:2009/08/08(土) 03:31:29 ID:RY+cRxpT0
今さっきの出来事。

1時半辺りから他のサイトを見つつ一人で百物語を読んでいた。
14話の途中あたりで部屋の右側でパシパシと音が鳴り始め、若干怖がりつつ雑談スレの方に書き込んだりし怖さを緩和していた。
そんな時、むしょうにうんこがしたくなった。
しかし百物語やパシパシという音のせいで一人トイレは怖く、多少ごねていたがうんこは待ってくれず一人携帯を片手にトイレに行った。
すると姉がまだ起きているらしく(トイレは姉の部屋の隣)若干開いたドアの隙間から明かりが漏れ、独り言?がボソボソと聞こえたため安心しつつ用を足していた。
トイレ内で一人踏ん張っているのはつまらなく、隣の部屋にいる姉にメールを送ってみたりしていた。が、姉から返信来ず。
俺からメールしても返信率の低い姉なのでまたかー。と思いつつトイレを出た後姉の部屋を訪問した。
すると姉は爆睡しており、電気が付いているだけであり声をかけても起きることはなかった。
仕方なく自分の部屋に戻ったわけだが、姉は寝ていた。
ではトイレで聞いたボソボソと話す声は誰?
百物語の途中で起きた出来事なのでめちゃくちゃ怖くなった。           完

466 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:31:31 ID:8agU9lr60
76本目の蝋燭が消えました・・・
うんこ ◆NU8c50V3.Iさん、ありがとうございました
                      γ
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葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、第77話をお願いします

467 :◆LqpGksAEaRdT :2009/08/08(土) 03:31:50 ID:FMgeaTV50
母の友人はいわゆる「見えるひと」で、何度か心霊体験をしてきたらしい。
その中で一つ、覚えている話を書こうと思う。

彼女はその日、神社に行ったらしい。
どこの町にでもあるような、ごく普通の神社を想像してくれたらいい。
息子の受験合格祈願だったか、家内安全だったか、
至極平凡な願い事をして彼女は振り返ろうと顔を上げた。
するとすぐ後ろをふっと、人が通る気配がした。
振り向かなかったが、老婆なのだな、と漠然と感じたらしい。
その老婆は通りすがりに何かを彼女に呟いた。
肝心の「何か」なのだが、何のことなのかわからないのだ。
『おえぃらくく』
しわがれた低い声で、そう呟いたらしい。
祝詞なのか、呪詛なのか。
幸いにも彼女自身やその近辺に何かが起こったという話は聞いていない。
ただ、その一言が今も忘れられないと言う。



468 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:32:36 ID:8agU9lr60
77本目の蝋燭が消えました・・・
葛 ◆LqpGksAEaRdTさん、ありがとうございました
                      γ
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モンガラカワハギ ◆5qk.WP.sF2 さん、第78話をお願いします

469 :モンガラカワハギ ◆5qk.WP.sF2 :2009/08/08(土) 03:34:40 ID:ltihJQa/O
花子さん

小学生の頃、トイレの花子さんがかなり流行った。
当時はオカルト的なものは苦手だったのでやる気は全く無かったが、友達に頼まれて参加することになってしまった。

放課後クラブ活動も終わって日が暮れ始めた頃に実行した。
3階には誰もいないことを確認してから。
3人で3階の北側のトイレのある個室を叩き花子さんを呼ぶ(うろ覚え)。
そしてトイレの前の教室を左回りで3周。
そこで教卓の前に立ち止まると、一人が叫びながら教室を飛び出した。
慌てて自分ともう一人も追いかけた。
何かを見たら校舎が見えない所まで3分以内に逃げるというルールがあったので全力疾走で。

見えない所まで追いかけて逃げた理由を聞くと、教室の隅に人影があったらしい。
そして逃げる途中で校舎を振りかえると、階段途中の窓にも誰か居たと。

翌朝登校してその窓を見ると、窓の上の天井にうっすら手形のようなものがあった。
そこで気づいた。
窓は天井近くにあり、子供では手すら届かないのだ。

その後特になにも無かったが、逃げだした子はそのトイレには絶対に近づかなかった。
学校を建てる前は林で自殺もあった場所だから、やっぱり何か居たんだろうか。

470 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:36:37 ID:8agU9lr60
78本目の蝋燭が消えました・・・
モンガラカワハギ ◆5qk.WP.sF2 さん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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隊長 ◆RxgHtAIchoさん、第79話をお願いします

471 :隊長 ◆RxgHtAIcho :2009/08/08(土) 03:37:57 ID:j8jkqBMVO
県外の某有名心霊スポットへ行った時の話しです
確かに、そのスポットはシチュエーション的には火葬場の傍らのトンネルで
いかにもって感じではあったけど、特にヤバイものは見えも感じ
もしませんでした
次のスポットへの移動途中、木陰に立っている男性が居ました
ただ、佇んでいるだけの霊でしたが、後で案内してくれた地元の人に聞くと
先程案内された有名心霊スポットを抜けた、私が見た霊の居た場所が、何故か事故の多い場所だと聞きました
霊とは、有名な心霊スポットよりも街角や薮の中に潜んでいるものなんです

472 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:38:23 ID:8agU9lr60
79本目の蝋燭が消えました・・・
隊長 ◆RxgHtAIchoさん、ありがとうございました
                      γ
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入谷 ◆grZCWCboXgさん、第80話をお願いします

473 :入谷 ◆grZCWCboXg :2009/08/08(土) 03:40:26 ID:6P8LDHe00
「水子」 1/2

小学校からの付き合いのある女友達の話です。

その友人の兄弟は友人・上の弟・下の弟の三人姉弟。
そして、彼女はよく霊感があるんじゃないかと思える経験をしているのだが
彼女の祖母が新興宗教にはまって居るためか、あまり霊的な物を認めたがらない人だ。
本人いわく「その宗教が浄霊を売りにしてるだけに、霊とか認めるとなんか悔しい」そうだが。

その彼女が、高校に入ってしばらくして体調を崩すようになった。
特にどこが悪いと言う訳では無いが、よく突然貧血を起こして倒れる。
検査をしても、血圧が異様に低い事しか異常は無く
かといって、成長期特有の症状と切り捨ててしまうには傍から見ていても辛そうだった。

あまりにも体調が戻らないため、彼女の祖母が彼女をお払いに連れて行くことになった。
宗教の方は彼女が嫌がった為、別口の代々お払いを営んでいる神道系の所に行ったらしい。

戻って来た彼女が言うには
「いきなり、貴女たち姉弟は、お祖母さんの水子の生まれ変わりですって言われたんだよ。
 あなた、三人流してますね? 供養をちゃんとしていないから
 生まれ変わりであるお孫さんに障りが出たんですよって。
 あたしがあたしに祟ったってこと?いきなりばあちゃん泣き出しちゃうしさぁ、困ったよ」


474 :入谷 ◆grZCWCboXg :2009/08/08(土) 03:42:52 ID:6P8LDHe00
2/2

あまりに昔の事で、他の家族も誰も知らなかったし
今の墓には入っていないがお祖母さんの話だと確かに水子は三人居たそうだ。
結局お札を三枚貰って戻ってきたという。

それからも彼女の体調はなかなか良くならなかったが、高校を卒業する頃には平常に戻ったので
いきなり背が伸びたから貧血だったのかもね、という話に落ち着いた。

ただ、彼女自身あえて触れないようだが、彼女が体調を崩しだした頃
「なんだか、スライドに写った胎児みたいなのがぐるぐる目の前回ってるの見た。
 寝入る寸前だったからそのまま寝ちゃったけど、妙にその夢はっきり覚えてるんだよね。
 目開けてたのか、部屋に重なって見えたしさ。これってレム睡眠ってやつ?」
と言っていたのだけは覚えている。

多分、これは聞かない方がいい事なのだろう。

【完】

475 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:42:57 ID:8agU9lr60
80本目の蝋燭が消えました・・・
入谷 ◆grZCWCboXgさん、ありがとうございました
                      γ
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O☆RE ◆oZwoXdwA.gさん、第81話をお願いします

476 :O☆RE ◆oZwoXdwA.g :2009/08/08(土) 03:46:02 ID:Ij2Euxoa0
ほんの2,3年前なんだけど友達とその奥さん合わせて4,5人
とその子供たち(全員消防)でキャンプにいったのね。
で、その日は夕方までは晴れだったんだけど
夜から大雨でね、友達が「適当にテント張るから、子供たちの
相手してくれない?」と、頼まれたから遊んであげようと思ったんだ。
そしたら、一番上の子が「おじさん、呪怨2あるから車で見ない?」
って誘われたんだ。結局見ることになったんだけどさ、
途中でだいたいの子は怖くなって途中で親のトコまで行ったんだけど
最初に誘ってきた子だけになったときにいきなり、車の明かりが
消えて、テレビの画面がプツンって切れちゃって、おまけに雷が少し後
に轟いてさ、その子が少しこっち見たとたんに、その子はびびったらしく
「うわぁぁぁぁぁ!!」とか、叫びながら出たんだけどさ、
そのときは「ははww何びびってんだかww」とか思いながら仕方なく
後片付けして、戻ったらその子が「おじさん、生きててよかった!!」
とか言って泣きながら抱きついてきたから「おいおい、大げさだなww」
って言ったら「だって、大丈夫?あのお姉さんに呪われたりとかしなかった?」
って言ってきたんだ。で、俺は「はぁ?どこにそんなやついたんだよww?」
って聞いたんだ。そ し た ら「ボクが、おじさんの方に振り向いたときに
おじさんの後ろの窓の外にす ご く 怖 い 顔 し たお姉さんが
睨んでたよ」って言ってきやがったんだ。俺はかなりのびびりなもんだから
怖くなっちゃてさ、結局キャンプは楽しんだんだけどね、その後ホントに
金縛りにあってさ、本気で怖くなって、寺に行ってきてどうにかしてもらった。
もう二度と、怖いやつはごめんだね

477 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:46:55 ID:8agU9lr60
81本目の蝋燭が消えました・・・
O☆RE ◆oZwoXdwA.gさん、ありがとうございました
                      γ
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ドクロ ◆1QT8iXknMwさん、第82話をお願いします

478 :ドクロ ◆1QT8iXknMw :2009/08/08(土) 03:48:28 ID:gr5rGK91O
10Lでどこまで

1/2
 農協のガソリンスタンドがもうすぐ閉店だって時刻に、じいさんはずいぶんと古い型の軽トラックでやってきた。タイヤは泥まみれだ。マネージャーはトイレに入っていたのでバイトの私が対応した。
 
「レギュラー、10L。」 彼はだるそうに鍵を渡した。その腕からほんわりと線香の匂いがした。
 実はこういうことはよくある。
仏壇にあげた線香の匂いをそのままひっさげて畑に出向く客は多い。そういう時はちゃんと先祖を大事にしてるんだなぁって嬉しくなる。
 
この客の時も同様で、私は楽しげに給油キャップを開けたらタンクの入り口に泥が詰まっていた。

「あの泥がタンクにちょっと入ってるんですけど、どうかされたんですか?」
「え…そうなのかぃ?特に何もしてねぇけどなぁ」

 こんなこと初めてで不思議に思ったけど、仕方ないから軍手着けて掻き出した。そのあと給油ノズルを差し込んだんだけれどすぐガソリンが噴いてしまった。
 その拍子に何かが一緒にタンクから溢れて動いている。
「何?」
みみずだ。
 


479 :ドクロ ◆1QT8iXknMw :2009/08/08(土) 03:49:27 ID:gr5rGK91O
2/2
いよいよ気持ち悪くなって、早く帰ってもらおうとお会計しに行った。すると彼の差し出した夏目漱石のお札には黒い染みがついているし、最初線香だと思われた匂いもなんだか違う。

―おかしい、おかしい

「お釣り、お持ちしますから少々お待ちください」  老人は首を横に振ってだるく返答した。
「んなモノいらないから、家に帰る方法を教えてくれないか。」
 私はやっと匂いの正体思い出した。時たま給油する霊柩車の運転手からする焼香だ。
「そこじゃない…。」
 
私はマネージャーに助けを求めようと、トラックから退こうとしたら老人が冷たい手で私を捕まえた。
 
「じゃ、姉ちゃん一緒に行こうじゃないか。助手席に座りなよ!」


マネージャーがトイレから出た時、私は倒れていて軽トラックは停まっていなかったという。
 
【完】


480 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:49:34 ID:8agU9lr60
82本目の蝋燭が消えました・・・
ドクロ ◆1QT8iXknMwさん、ありがとうございました
                      γ
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笹野 ◆DZ8/45EmRoさん、第83話をお願いします

481 :笹野 ◆DZ8/45EmRo :2009/08/08(土) 03:50:29 ID:PsxXi27n0
会社(ドラッグストア)で朝礼をしていると お店の真ん中にある化粧品コーナーの方から小さな声で
「すみませーん」
と呼ぶ声が聞こえました
おもわず、
「はーい 今行きます」
と答えてから思わず全員で顔を見合わせて固まってしまいました
だって 朝礼中はお店は開店していないんですよ、まだ入り口は鍵が掛かったまま・・・・
全員が聞いた、消え入るような小さな声で
「すみませーん」
                  完

482 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:50:41 ID:8agU9lr60
83本目の蝋燭が消えました・・・
笹野 ◆DZ8/45EmRoさん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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グレゴリー ◆yNuURBcNkQさん、第84話をお願いします

483 :グレゴリー ◆yNuURBcNkQ :2009/08/08(土) 03:51:22 ID:FZs1TeMm0
「お供え」

おれの弟は小さい頃難しい病気だった。
皮膚の一部が固くなって、痛みを伴うという症状だ。
田舎医者を散々回ったが、どこの医者も、治すどころか病名すらよくわからないという有様だった。

少し話はそれるけど、うちには仏壇と神棚がある。
おれたち兄弟が小さい頃は、数ヶ月に一回という頻度で白飯をお供えしていた。
そんな状態だから少なくとも子供たちにとっては、仏壇や神棚の存在は希薄だった。

ある日、祖母が仏壇と神棚にお供えをしていて、ふと言った。
「毎日新しいご飯をお供えすればあの子の病気も治るかもしれない」
おれは内心、んなことあるわけねえじゃん、と思っていたが、母も「それがいい」と賛成した。
藁にでもすがりたいってのはこのことをいうのかななんて子供ながらに思っていた。

それからすぐのことだった。
弟の病気についてわかるかもしれないと、東京に住んでいるおばから医者をすすめられた。
わざわざ東京まで行って、弟をその医者に診せたところ、地元の大学病院の先生を紹介された。
今まで地元のいろんな医者に見てもらったのになんでまた地元の医者に?って思ったけど、
紹介された先生に弟を診てもらったところ、不思議なくらいとんとん拍子に治療が進んでいった。
検査、入院、食事療法で、弟の皮膚の固くなった部分はすっかりきれいになったのだった。
家族みんなで喜んだ。もちろんおれも嬉しかった。

それ以来我が家では毎日、仏壇と神棚に炊きたての白飯をお供えしてお参りをしている。
おれはあのとき、藁にでもすがりたいなんて思ったことを恥じるようになった。
偶然といわれたらそうなのかもしれないけど、おれは今でも、
神仏が弟を助けてくれたんだと思っている。



484 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:51:33 ID:8agU9lr60
84本目の蝋燭が消えました・・・
グレゴリー ◆yNuURBcNkQさん、ありがとうございました
                      γ
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理科社会 ◆ygdszMLl7sさん、第85話をお願いします

485 :理科社会 ◆ygdszMLl7s :2009/08/08(土) 03:52:18 ID:+uB51La+0
1/2

「ヤマネコ」

子供の頃、関東の某県に住んでた。
関東といってもど田舎で、田んぼの真ん中を突っ切って学校に行くような場所だった。
そんな小学校高学年のときの話。

夏休みに友達2人と山にカブトを取りに行こうとことになった。
普段行かない場所で穴場を探そうぜ、ということで3人で計画を練った。
そこである森というか山というかが候補に挙がったんだ。
そこは「スズメバチが多いから絶対入るな」ときつくいわれている場所だった。

早朝に集合した俺たちは、舗装された道を外れて小山の森への道に分け入った。
初めての場所に足を踏み入れるドキドキ感以外は、まあ、なんの変哲もない朝だった。
空は真っ青になりはじめてて、夏って感じがしたのは覚えている。

それくらいなんの前触れもなく、そいつが藪から飛び出してきた。
ガサッとかいう類の音もほとんどしなかった。


486 :理科社会 ◆ygdszMLl7s :2009/08/08(土) 03:53:35 ID:+uB51La+0
2/2

尻尾抜きで80cmくらいある(うちで飼ってた中型犬くらいあった)ばかでかい猫だった。
巨大な猫がなにか(鳥か?)を咥えて、威嚇するように唸り声を上げてこちらを見てた。
家で飼っている猫とかとは段違いの迫力で、なにより目がものすごく怖かった。

一瞬なんだか判らなくて、3人とも棒立ちになってしまった。
次の瞬間、一番気の弱かったやつが大声を上げて泣き始めた。
するとその巨大な猫はビクッとして、さっとまた藪の中に消えてしまった。
俺ともう1人は「ヤマネコだー」って叫びながら、泣いてるやつを連れて逃げ出した。

その後こっぴどく叱られた上に引っ越すことになってしまい、そこへ行くことは二度となかった。

もちろん今は、本州には山猫なんかいないということは知っている。
ただ、家猫があんなに巨大に、しかも野良でなるものだろうか?

いまだに猫をみると、あの怖い目を思い出すんだ。


487 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:53:50 ID:8agU9lr60
85本目の蝋燭が消えました・・・
理科社会 ◆ygdszMLl7sさん、ありがとうございました
                      γ
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杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4wさん、第86話をお願いします

488 :杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4w :2009/08/08(土) 03:55:05 ID:9Kr5KgiS0
「お前だけでも」

ある日、俺と友人は交通事故にあった
バイクを二人乗りしてると、白バイに見つかり逃げようとして対向車に激突したのだ
体中が熱したナイフで切り裂いてるような痛みと
骨をハンマーで直に叩かれているような痛みが重なり、意識が飛んだ

目を開けると、そこは病室だった。体中に包帯、点滴があるかと思い起き上がった
しかし、体には点滴はなく頭に包帯。それだけだった。おまけに体にひどい痛みはない
不思議に思い、上半身をみると確かに痣はあるが包帯は巻かれてなかった
これはもしかして、打ち所が良かったのかと思った。
頭も回復してきたので整理すると、事故は夢ではなかったようだ
そこで気づいた。友人は・・・どうしたんだろうと
とりあえず気がついたのでナースコールをしようと思ったが作動しなかった
こういうところは運が悪いと思い歩けない訳ではないので病室から出て友人を探した
しかしすぐに友人は見つかった。病院の廊下には友人の家族が泣き崩れていたのだ
俺は嫌な予感がし、友人の家族に叫ぶように話しかけるが誰も答えてくれない。
流石に泣いている人に責めるように話しかけられてるんだから無理もない
実際に会えば分かると思い病室に入った   1/2

489 :杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4w :2009/08/08(土) 03:57:51 ID:9Kr5KgiS0
そこには、俺がはじめ自分がそうなってるであろうという包帯まみれの友人がいた
俺は必死になって声をかけた。謝った。祈った
しかし、こういう時だけ祈ったところで神様は答えてくれない
心配停止の音だけがその病室に響き渡った
俺はどうしたらいいか分からなくなり立ちすくんでいると、友人の口がうごいた気がした
俺は耳を近づけた。もし最後の言葉なら俺が聞き取ってやらないといけない、そう思ったからだ
「こ・・ちが・!か・ぇ・・!」
何を言ってるのか分からなかった。俺は聞き返した。もう一度、もう一度だけ言ってくれと

「こっちは違う!帰れ!」

そこで目が覚めた。周りには泣き叫ぶ家族や知り合い
俺は何がなんだかわからないまま、友人のことを聞いた
友人の母親は泣きながら

「よほど見られたくなかったのか私たちに帰れって叫んで・・・さっき亡くなったわ」

後から聞いた話、友人は俺を衝突時に突き飛ばし、俺はその衝撃で幸いにも助かったらしい
俺が運転して俺のせいで事故に合い俺を助けてくれた
友人はあのときも俺が死んでいるのに助けてくれたのだと、思っている



490 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:58:04 ID:8agU9lr60
86本目の蝋燭が消えました・・・
杏仁湯豆腐 ◆nnT9NOPZ4wさん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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K.A ◆3d91BsyX0ytIさん、第87話をお願いします

491 :K.A ◆3d91BsyX0ytI :2009/08/08(土) 03:59:12 ID:uL+uYt800
5、6年ほど前の夜の話。
当時小学生だった私はいつものように一人自室のベットで眠りに就こうとしていた。
元々寝付きのいいほうではないので、布団に入ってから20分ほど眠れずにごろごろしていた。
その時急に体が動かなくなった。俗に言う金縛りってやつだ。
以前にも金縛りを体験していた私だったが、その時はいつもと違った。
何か声が聞こえるのだ。それも甲高い子供の声。
「ねぇ……☆○△×(この辺は覚えてない)……」
何故だかわからないがその時私は直感的に
「この声を全部聞いたらとてつもない怖いことになる!」
と思って必死で体を動かそうとした。
幸い金縛りは簡単に解け、その後しばらくは怖くて眠れなかったが、いつの間にか私は寝てしまっていた。
ちなみにあれ以来金縛りにはあっていない。


492 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 03:59:31 ID:8agU9lr60
87本目の蝋燭が消えました・・・
K.A ◆3d91BsyX0ytIさん、ありがとうございました
                      γ
                      (
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妹怖い ◆1fmHHzBSrPRMさん、第88話をお願いします

493 :妹怖い ◆1fmHHzBSrPRM :2009/08/08(土) 04:00:49 ID:Hb3U+qk1O
1/2

これは私自身が体験した話です。
小学生だった頃の出来事だったと思います。
何かの用事で私は祖父母に連れられ、山を越えた先にある
町に行ってました。

帰りも同じように山を越えて帰ったのですが、その山には途中、
凄く高いところにつり橋があります。
そのつり橋に近付いたとき、祖母が「前にサスペンスで、
ここから飛び降り自殺するシーンがあったんやで」と語りました。
その時私は、ここがテレビに映ったんだ!とつり橋に興味を持ち、
車の窓からつり橋を眺めてました。

丁度、車がつり橋の真下を通過する前でしょうか。
私はつり橋に人が立ってるのを見付けました。
そういうところって大抵立ち入り禁止になってるという
イメージがあったので、祖父に試しに聞いてみたら、
普通に登れるとのこと。

494 :妹怖い ◆1fmHHzBSrPRM :2009/08/08(土) 04:01:47 ID:Hb3U+qk1O
2/2

あの人は怖くないのかなぁーと思いつつ、私は遠ざかっていく
つり橋を眺めていたのですが、突然。
フッと立っていた人がつり橋から道路へと落ちて行きました。

飛び降り自殺。
そんな非現実な出来事に何故か私は叫ぶでもなく、祖父母に
普通にその事を話しました。
しかし祖父母は「人自体いなかった。
お前の見間違え」と、まともに取り合ってくれませんでした。

その後、その山で死体が見付かったという話や誰かが
自殺したという話は聞きませんでした。




495 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 04:03:25 ID:8agU9lr60
88本目の蝋燭が消えました・・・
妹怖い ◆1fmHHzBSrPRMさん、ありがとうございました
                      γ
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K-DASH ◆sGfqu5ykJJSxさん、第89話をお願いします

496 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 04:08:10 ID:S6K89hwy0
文月氏&ぴぺっと氏おつかれ様
二人ってのも面白いな

497 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 04:08:53 ID:S6K89hwy0
↑ミスった・・・すまん

498 :◆rsxtntYzLw :2009/08/08(土) 04:12:03 ID:kjikfhFU0
【今夜】百物語2009本スレ【恐怖】2夜目
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249672145/

499 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 04:14:24 ID:8agU9lr60
K-DASH ◆sGfqu5ykJJSxさんが不在の為、先送り致します

キッカ◆.LlKAkH4Jkさん、第89話をお願いします

500 :キッカ ◆.LlKAkH4Jk :2009/08/08(土) 04:15:32 ID:l27SJfGe0
怖い話になるかわかりませんが、数字って不思議だと思ったことはありませんか?
日本では4や9、外国では13が不吉だったり、6は悪魔の数字だったり。
「一夜一夜にヒト見ごろ」や「鳴くよ鶯平安京」などのゴロ合わせも不思議だと思いませんか?
覚えやすく言葉や単語にして記憶させる・・・・・。そのゴロ合わせ、本当に数字を覚えるためだけのものでしょうか?
ここで一つ友達に教えてもらった数字を・・・・。

「0451」

聞いてみたところ、幽霊を招きやすい数字の組み合わせだそうです。
この数字・・・・・あなたなら、どう解釈するでしょうか?
呪いとはこういうことなのかなと思いました。

501 :K-DASH ◆sGfqu5ykJJSx :2009/08/08(土) 04:15:56 ID:J5yumSEPO
『深夜のドライブ』
1/4
 そう、あれは私が19歳の頃。

季節は秋を向かえて、少し肌寒く感じられた、そんな頃でした

 その日、私は休みを翌日に控えいつもの遊び仲間3人と深夜のドライブに繰り出したときでした。

いつものように、近所をぐるぐる回り、ファミレスで談笑し帰るはずでした。
 ただ違ったのは、給料日後で財布に余裕のあったという事。
私たちは相談し、遠出をしようということになりました。
 が、免許を取ってまだ間もない友人は、比較的近場がイイ、という事で一路S玉件はC山へのドライブとなりました。

 高速を使ってしまうと1時間くらいで着いてしまうので、時間も早いということもあり下道でいく事になりました。

まだ、免許を持っていなかった私は後部座席に座っていました。

 どれくらい経った事でしょうか。
日ごろの仕事で疲れていた私はいつの間にか眠っていました。

502 :K-DASH ◆sGfqu5ykJJSx :2009/08/08(土) 04:18:52 ID:J5yumSEPO
2/4
ふと携帯の時計を見ると、午前2時前だったと思います。

そして、すでに山道を走っていました。

あたりは、闇に包まれ光の無いまさに「漆黒」という表現が
あてはまるそんな景色でした。

車のライトに照らされ、左手には小さな小川が崖下に流れています。

右手は山の斜面がコンクリートで固められた壁となっています

そんな道を山頂に向かって走っていました。
起きてから30分くらい経った頃だったかと思います。
運転していた友人Hが言いました。

『あっ! 事故ってる!!』

503 :K-DASH ◆sGfqu5ykJJSx :2009/08/08(土) 04:20:31 ID:J5yumSEPO
3/4
あわてて車外を見ると、相当のスピードを出していたのでしょうか?

左の緩いカーブがありまして、曲がりきれなかったんでしょうね.....。

大型のRV車が山の斜面側の縁石を飛び越え横転していました。

車の窓から見ただけでしたが、車種はランクル・パジェロのどちらだったかと思います。
暗闇の中、見てみると男性が2人・女性が2人、車の前にボーっと立ち尽くしていました。
何となくですが、私たちの方を見ていたような気がします。

ただ私たちは、若気の至りか笑いながら
『行っちゃえ!行っちゃえ!!!』

といったノリで横目に彼等を見つつその場をあとにしました。

そして30分ほど経ち、私たちはC山頂上へ到着しました。

時刻はもうすぐ4時を迎えようとしていました。

山頂にはパーキングがありまして、そこからはパラグライダーなんかも出来たりします。
とりあえず昼ごろまで山頂のパーキングで眠り帰ることにしました。
しかし、そのときは誰も先ほどの事故現場の不自然さに気づいていませんでした。

私を除いて誰も......。

504 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 04:30:47 ID:+tnToqVp0
>>K-DASHさん
もしこのスレに書けないなら↓のスレならどうかな
【今夜】百物語2009本スレ【恐怖】2夜目
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249672145/

505 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 04:40:18 ID:Sji1WBiJ0
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506 :K-DASH ◆sGfqu5ykJJSx :2009/08/08(土) 04:40:40 ID:J5yumSEPO
4/6
その事故現場の不自然さに気づいた人はいるでしょうか?
おかしいとは思いませんか?

深夜で車の通りも無く辺りは真っ暗....。

車は横転し自走は不可能。
そんな場所に車のライトが見えたらあなたはどうします?

当然何らかの身振り手振りもしくは声をあげて助けを求めるでしょう?

しかし、そこにいた彼らにはそれがなかった..。

ただ、私たちを四人そろって見ていただけ...。

そして、もう一つ。

なぜ私は暗闇の中、一瞬....ほんとうに一瞬通りがかっただけで男性2人、女性2人とわかったのでしょうか....。
思い出すとその時の光景が脳裏に浮かびます。

507 :K-DASH ◆sGfqu5ykJJSx :2009/08/08(土) 04:42:22 ID:J5yumSEPO
5/6
そう、たしかに大事故を起こしたにも関わらず、怪我も無いようでしたね....。

これもなぜかわかるんですが、年齢は大体20代前半から25歳くらいまででした。
4人とも....。
その後何事もなく、無事に東京の実家まで帰ってきたんですが。
後日、一緒に行った友人に気になってあの事故現場の事を聞いてみましたが、3人とも「覚えていない」そうです。
最初に声をあげた友人Hでさえも.....。

508 :K-DASH ◆sGfqu5ykJJSx :2009/08/08(土) 04:44:01 ID:J5yumSEPO
すいません分割でもたつきましたorz

...これは後日談なのですが。
その後、車の免許を取得し自分の車を買った私はどうしても気になりまして....。
行ってきましたよその現場へ。
昼間でしたけどね。
同じ道を通って山頂に向かったんはずなんですが。
あの場所が見つからないんです。
どうしても。

山頂へ向かう道はそこしかないんです。
昔、何かの本で『けっして2度といけない場所』というのを読みました...。まさにそれかと...。
あの時、私たちは車を止めて助けようとしていたならばどうなっていたのでしょうか....。
又、彼等はどういった存在だったのか。
考えれば考えるほど不思議な体験でした。
【完】

509 :1 ◆9Ry/3jAu.w :2009/08/08(土) 04:44:39 ID:D4kFmPDF0
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510 :ユウ ◆pK2t4W3twQ :2009/08/08(土) 04:52:09 ID:8agU9lr60
>>508
改めて乙っス!

511 :シン ◆ooGG0MD9XE :2009/08/08(土) 04:53:38 ID:rahL1cbV0
乙でした!

512 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 10:44:38 ID:dkDFqVnJ0
>>400
P波がわかる友人Sとはこれいかに

513 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 13:55:04 ID:iNCseZyn0
乙です!

514 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 23:26:46 ID:2fLB+Shv0
みなさんおつかれさま どれもクオリティ高かったよ 愉しめた

515 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 02:05:12 ID:n7dk/Bty0
シンさんコテハンやめちゃうの?

516 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 02:35:08 ID:uwVsctdz0
とりのついてないはなし 荒らしあつかい
されてたからな〜

517 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 04:59:49 ID:uwVsctdz0
ほんスレの244のつづきが激しくきになるww


518 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 08:26:47 ID:4WxXErOe0
当たり前だ、テンプレにも乗っ取ってないコピペなぞいらない

519 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 12:47:45 ID:tAiSMrT+0
8がつ9にち

こんなところにまできっちりわくなんて
ちゅうってりちぎだなあとおもいました


520 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 17:54:53 ID:cHEiCtdj0
容量完走するまで埋め立てていきます

521 :本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 01:34:40 ID:bu92zRKmO
まだ全部読んでないんで保守

522 :本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 18:32:02 ID:OYuw+BTm0
>>521
同理由でage

523 :本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 18:39:40 ID:rjUVfiUZ0
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