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【霊感持ちの】シリーズ物総合スレ5【友人・知人】

1 :本当にあった怖い名無し:2008/08/19(火) 21:06:09 ID:3CK9TmjL0
シリーズ物、霊感の強い人にまつわる話を集めるスレです。
考察や、好きな話について語り合いましょう。

・投下歓迎。実話、創作不問。新作も歓迎。
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・話を投下する際はなるべくまとめてから投下しましょう
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36 :名無し:2008/08/23(土) 11:18:47 ID:DHPMpUw8O
深夜の静かな校舎の、ベランダというベランダに立ち並ぶ子供達のイメージ。
微動だにせず、ただこちらを見つめている。ただそれだけなのに、そのイメージは
考えただけで背筋が薄ら寒くなる。そんなイメージを、俺に刷り込んだ奴がいた。
中学一年生の夏頃かな、昔から仲の良かった、幼なじみなんだが、
男のくせに、御幸なんていう、かわいらしい名前の奴だ。
あまり周囲に溶け込めず、かと言って、浮いてるわけではないんだが、
何だか故意に一人でいるような、陰気な奴だったのを覚えている。
そいつとは、度々、夜中にお互いに家を抜け出して、何するでもなく夜の街を歩く
という、そんな遊びをする仲間でもあった。夜の校舎、堤防、デパートの屋上、廃墟、色んなとこに行ったな。

37 :名無し:2008/08/23(土) 11:24:16 ID:DHPMpUw8O
夜の校舎。その当時はつい最近まで通っていた小学校なんだけど。何だかあまり月日も経ってないのに、
妙に懐かしく感じた。その学校の、グラウンドの鉄棒に、二人並んで背中からもたれながら、話しをしていたんだ。
不意に話しが途切れて、俺は何となく空を仰いでから、真っ正面にある校舎を眺めた。
「幽霊いんのかな」突然声をかけられて、咄嗟に「わかんない」とだけ返事をしてから御幸を見た。
御幸は真っ直ぐに暗い校舎を見てる。俺は、ふざけて「そんなに見つめると、お呼ばれしちゃうよ」
と言ってから、校舎に向き直るんだけど、なんだかその発言に酷く後悔した。
教室の窓の暗がりから、誰かが手招きをする想像をして、ゾッとした。

38 :名無し:2008/08/23(土) 11:27:11 ID:DHPMpUw8O
何だか怖くなって、場所を変えようと提案しようと、横を見たら、御幸は俺を見て笑ってた。
何?と聞くと、ごめんごめんと言いながら話し始めた。
「あの教室から、誰かが手招きしていたね。」ギクリとした。指さした教室は、つい先程の俺の想像した教室だ。
俺はあまり見ないようにした。「幽霊いたねえ」行こうか。そう言って身体を起こした。
ちょっと待ってよ。俺は歩きながら、先程の想像の話しをした。
「案外、想像も馬鹿に出来ないね」そう言ってから、何人?と聞いてきた。「?」
と思っていると、「幽霊」ボソリと俺の横で呟いた。背筋がゾワゾワした。嫌でも想像は止まらない。
俺は薄暗い校舎の、ベランダというベランダに立ち尽くす、無数の人ならざるもの達の想像をしてしまった。
皆、視線は定まらず、思い思いの方向を向いている。心なしか、寒気立つ。
「いるんだ」歩きながら、御幸はお構いなしに囁いた。厳かに、怪談を語るみたいに。
「ベランダいっぱいに」みんなこっちを見てる。あいつら何を考えているんだろう。
その瞬間、想像の中でそいつらは、一斉にこちらを見た。背中に突き刺さる、無数の視線。
その視線の意図は解らない。言うなら、まるで、底のない井戸を覗くような、
そんな不気味さと言うか、向けられた者を不安な気持ちにさせる視線。
それからは、そのイメージが頭にこびりついて離れないでいる。

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