【サッカー/Ｊリーグ】名古屋ピンチ！現在9得点のダヴィが中東クラブへ電撃移籍の可能性浮上

すてきな夜空φ ★

Ｊ１得点ランクトップの９得点を挙げている名古屋のＦＷダヴィ（２５）に２日、中東クラブへの
電撃移籍の可能性が浮上した。
複数の関係者によると、ブラジル人の代理人が既に来日し、本人と中東移籍について
話し合っているという。交渉の行方次第で今月中にもカタールやＵＡＥなどのクラブへの
移籍がまとまる可能性も出てきた。名古屋にとってはアジア・チャンピオンズリーグ
（ＡＣＬ）初制覇に向け、思わぬ“敵”が出現した格好となった。

初のアジア王者を目指す名古屋に、オイルマネーの“魔の手”が迫った。
Ｊ１得点王争いのトップを走るブラジル人エースの獲得に、潤沢な資金力を持つ
中東の複数のクラブが乗り出した。中東クラブなどの複数の関係者によると、
ダヴィのブラジル人代理人が既に来日。本人と中東移籍について話し合った。
また、名古屋関係者によると、中東に強い仲介役のモロッコ人のモモ・モハメッド氏が
ダヴィと接触。同氏はエージェントの資格は持っていないが、以前からＪリーグで
活躍するブラジル人選手の中東移籍のパイプ役として暗躍してきた。
今回も中東クラブとの間を取り持っている模様。複数年契約を結ぶ名古屋側に、
数百万ドル（数億円）もの違約金を支払うことも視野に入れている。

近年、中東ではＪ１で活躍するブラジル人への関心が高い。
エメルソン（元浦和）やアラウージョ（元Ｇ大阪）ら得点王ＦＷが次々と流出。
先月３０日には、３年契約で今季就任した神戸のカイオ・ジュニオール監督（４４）が
カタールの強豪アル・ガラファと監督契約を結ぶ見込みで、シーズン途中も関係なく
引き抜かれた。
名古屋は昨季のストイコビッチ監督（４４）就任後、ワーストの４連敗中で１２位と低迷。
ダヴィは全１５戦に先発して９点を量産。ＡＣＬでも２得点を挙げ、準々決勝進出に貢献した。
中東からは巨額のオファーが舞い込むと見られ、早ければ、今月中に移籍が決まる
可能性もある。名古屋側は全力で慰留に努めるとみられる。
ただ、同選手は札幌に在籍していた昨秋も、カタールのアルサードへの移籍が寸前で
破談となった経緯もあり、予断を許さない状況だ。

ソースはhttp://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20090702-OHT1T00344.htm